人形のまち鴻巣で、日本一高いピラミッドひな壇を見に行こう!。
さて、JR高崎線に乗ってやってきたところは、鴻巣駅です。週末恒例の駅ハイに参加だ。今回は、2015年2月21日(土)開催、駅からハイキング「「鴻巣びっくりひな祭り」と鴻巣宿歴史散策」です。乗ってきた車両は、E231系だ。
鴻巣は、ひな人形と花のまちだ。鴻巣駅の駅名標は、それを表しているね。
鴻巣駅構内には、雛飾りが設置されていました。早速、お雛様が出迎えてくれました。
改札口を出た先が受付場所となります。ここで、コースマップやパンフレット等を取得した。
恒例の缶バッチは、C61 20でした。おぉ、SLだね。
現在、こうのす観光大使は8名任命されている。鴻巣市出身の照英さんもいるね。
鴻巣駅駅前ロータリーは綺麗に整備されていますね。
今年で11年目を迎える「鴻巣びっくりひな祭り」。日本一高いピラミッドひな壇を筆頭に、まちを彩るひな人形を見ながらひな祭りを楽しみ、徳川家康ゆかりの勝頼寺や鴻巣御殿跡など、鴻巣の歴史を感じるコースです。
鴻巣雛めぐりの駅ハイは、4年ぶり2度目の参加。(鴻巣駅の駅ハイとしては3度目)。約8kmのウォーキングコース、頑張って歩きましょう。
エルミこうのすの東側に、エルミパークがあります。カワヅザクラが植えられた散策路になっている。
コースポイント箇所目は、「旧町名復活の碑」です。以前この地は、本一町・宮本町と地名が付いていたが、昭和40年の住居表示再編成により町名は消滅しました。
その後、鴻巣駅東口再開発事業により、本町一丁目3番の街区符号に旧地名を採用して「本町一丁目本一町」・「本町一丁目宮本町」に住所が変更されました。
旧町名を街区符号に採用する事で歴史的地名を保存した例は、全国では2例目となった。(東日本では初)。
エルミパークを歩いていると、小さい山がある。中には入らないよう柵がしてあるが、これは何だろう?。
ちょっとした庭園風景、四阿等もあり、駅前憩いのスポットだ。
こちらは、市民活動センター。鴻巣市くらしの会40周年記念消費生活展が開催されていたようです。
映画館「こうのすシネマ」など、各テナントも入った施設だ。
コースポイント箇所目は、「鴻神社」です。(こうじんじゃ)。旧町名復活の碑から6分。中山道六十九次の鴻巣宿の鎮守である。鴻神社は明治6年(1873年)にこの地ならびに近くにあった3ヶ所の神社を合祀したもので、もとは鴻三社といった。三社とは、氷川社・熊野社・竹ノ森雷電社である。
鳥居横には、凛々しい狛犬さんがいますよ。鴻神社には、夫婦で訪れる参拝客が多そうです。
この地には、こうのとり伝説が伝わる。
その昔この地に“木の神”といわれる大樹があって人々は供え物をして木の神の難を避けていました。ある時、こうのとりがやって来てこの樹の枝に巣を作りました。すると大蛇が現れてその卵を飲み込もうとしたのでこうのとりは大蛇と戦いこれを退散させました。それ以降、木の神が人々を害する事がなくなったので人々はこの木のそばに社を鴻の宮と呼び、この地を「鴻巣」というようになりました。
まず、拝殿にて参拝。
三狐稲荷神社。天狐、地狐、人狐の三狐をまつるお稲荷様です。縁結び・縁切りのご利益があります。
幸の宮弁天社。開運招福、金運招来、諸芸上達(芸能・音楽)、女子力向上などにご利益があります。
なんじゃもんじゃ稲荷。なんじゃもんじゃの木の下には大花稲荷があって、そこに願い事を書いて奉納します。
社殿の両脇には、夫婦銀杏がある。社殿左側が雄木、右側が雌木。子授け・安産、健康長寿、夫婦円満のご神木として親しまれている。
旧鴻の宮の脇に、こうのとりのたまごお守りを納める小さなお社があります。願いがかなったり、1年経った時はこの中へ納めます。
拝殿の裏手にまわってみました。本殿ですね。
本殿の真向かいに、鴻神社旧本殿があります。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「こうのとり伝説が伝わる、鴻神社を訪れた2015。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「法要寺」です。鴻神社から4分。法要寺は深井寿命院(北本市)の末寺で、寺号は慈雲山医王院法要寺と称し、長禄元年(1457年)亮恵上人の開基と伝えられ、本尊には行基作と伝えられる大日如来が安置されている。
法要寺は梅に鉢の寺紋で、加賀前田家と同じ紋を使用している。これは慶安(1648~1652)の頃、加賀前田候が参勤交代における鴻巣の宿所として法要寺を利用する事になった際に寺紋としての使用を許されたものである。
法要寺境内庚申塔は、市指定有形民俗資料に指定されている。寛政二年(1790年)の銘があり。
中山道鴻巣宿の通りを歩いていく。
歩道には、こうのとりの絵柄が..。
婦人服のお店だが、店前にはマネキンがお出迎え?!。ちょっとびっくり。
コースポイント箇所目は、「中山道鴻巣宿本陣跡付近」です。法要寺から5分。このあたりに、鴻巣宿本陣がありました。鴻巣宿は、1602年に本宿(北本市)から移動して成立した。今は、中山道沿いに碑があるだけです。
コースポイント箇所目は、「鴻巣御殿跡」です。鴻巣宿本陣跡からすぐ。3年前に訪れた時とは、変わってしまったような...。この奥に、鴻巣御殿跡の説明板が設置されていた記憶がある。現在は、不明。どうも、仲町会館建設記念碑が設置されている。
鴻巣御殿は文禄二年(1593年)、徳川家康によって幕府や領内視察などの宿泊や休憩所として建てられた。その後、秀忠、家光の三代にわたって将軍家の鷹狩の際の休憩所として利用された。
コースポイント箇所目は、「勝願寺」です。(しょうがんじ)。鴻巣御殿跡より7分。関東十八檀林(僧の学問所)の一つに数えられる。
参道を進んで行きます。
鴻巣びっくりひな祭りにようこそ!。鴻巣市観光協会による美味しい甘酒サービスがありますよ。
ちょいと休憩。地元町内会の方々から、温かい甘酒を頂きました。せっかくなので、おかわりしました。
こちらは、仁王門。趣きある立派な門ですな。
仁王門の両端には、仁王像が安置されている。実はこの仁王像、高さ的に入りきらず、少し足の部分を切っているとの事。ちょっと短足な仁王像である。
こちらは、本堂。
徳川家康が鷹狩りで鴻巣を訪れた際、ここ勝願寺を立ち寄っていたようです。円誉不残上人に感銘を受け、徳川家康より将軍家の「葵紋」の使用を許可された。
本堂の横側。少し年代を感じそうだが..。
大名の牧野家や関東郡代伊奈氏の墓などがあります。
人形塚があります。人形塚の前で毎年11月14日に人形供養が行われます。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「徳川家康ゆかりの寺、勝願寺を訪れた2015。」へどうぞ。
勝願寺に隣接して、鴻巣公園があります。子供遊具やジョギングコースがある。
鴻巣公園の周囲は桜の木が植えられているようだ。春は桜の名所なのでしょう。
コースポイント箇所目は、「産業観光館「ひなの里」」です。勝願寺から7分。ひな人形や赤物など鴻巣の歴史を今に伝える展示品や、中庭いっぱいの花など、見どころ満載です。あわせて特産物の販売や観光案内所の役割を持つ。
ひなの里特別展 大びな&川幅飾り&鴻巣歴史びなが開催中。全国の郷土玩具~塚本コレクション~土人形が同時開催です。
建物内に入ってみよう。いろんな雛飾りがあるよ。鴻巣御殿、お見事だね。
鴻巣は雛人形の町だからね。今はひな祭り期間、市内各所にひな壇が設置されているよ。
2階には、【鴻巣御殿】が描かれた「江戸図屏風」もあります。
屋外・中庭に出てみた。これはまた、圧倒する雛飾りだ事。
川幅飾り、お雛様がずら~り。圧倒...。
天気の良い日、お外の中庭に飾られた雛飾り。ぽっかぽか、気持ち良さそう?。
これだけ飾られると、ご利益ありそうな感じだな。
左から、西蔵(明治43年築)、座敷(明治37年築)、東蔵(明治31年築)が連なる。
こうのす花火大会で使用される正三尺玉。大きいなぁ。
ベンチがあるので、ゆっくり休憩できます。お雛様や花々を見ながら、まったりしよう。
荒川の川幅(鴻巣市と吉見町の間)が日本一だ。川幅2537m。鴻巣市メインキャラクター「ひなちゃん」と吉見町キャラクター「よしみん」の2ショットで記念撮影ができるよ。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「鴻巣市産業観光館「ひなの里」を訪れた2015。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「広田屋人形店」です。産業観光館「ひなの里」から3分。店内ぐるりと見てきました。
ここで、駅ハイ参加特典で、人形の布の切れ端プレゼントがありました。
店前には、長壽橋があります。長寿橋は中国の天后寺にある橋で、一度渡ると一年間長生き出来るという言い伝えがあるそうだ。それを模したものだね。とりあえず、1回渡りました。
こちらは、手打ちそば・うどんの「久良一」(くらいち)。待ち行列できていますな。こうのす川幅うどんが頂けるお店だ。人気店のようだな。
コースポイント箇所目は、「マル武人形店」です。広田屋人形店から10分。ここでも、店内に入り雛飾り見てきました。
うぉっ!。何だ、この標識は!。
鴻巣東小学校の校庭フェンス沿いに、不思議な道路標識が設置されている。これは、校庭内赤道(現・公図上の無地番道路)概略図。
鴻巣東小学校は、大正12年(1923年)に、4本の道路を廃道にして当地に建設されました。江戸時代から存在した廃道跡が現在でも「公図上の無地番道路」として、校庭や校舎を横切る形状で存在しています。
国道17号線、東2丁目歩道橋を渡ります。
コースポイント箇所目は、「生出塚埴輪窯跡」です。マル武人形店から19分。ここ、東裏1号公園には、生出塚埴輪窯跡として説明板が設置されている。現在は住宅街となっていて、かつての景観を偲ぶことはできない。
生出塚遺跡(おいねづかいせき)は、東日本最大規模の埴輪窯跡群である。生出塚古墳群は、40基の窯跡や2基の埴輪工房跡が確認されました。埴輪を作った窯の跡がここに発見されたのですね。
コースポイント箇所目は、「鴻巣びっくりひな祭りメイン会場(鴻巣市役所)」です。生出塚埴輪窯跡より5分。鴻巣市役所では、鴻巣びっくりひな祭りが開催中です。
市役所正面玄関入口には川幅雛飾りがど~んと。土日限定で、約2310体が飾られています。
市役所ロビーに入りました。これが目玉となる、31段で高さ7mもあるピラミッドひな檀だ。これは、ピラミッドひな檀としては日本一の高さである。2階から眺めてみるが、大きいな。もう、山だよ。
今度は、下から見上げてみた。真上を見ないと、てっぺんが見えないよ。
小さな人形、かわいいね。
階段にも雛飾りをしてしまう。
こちらは、御殿雛。鴻巣御殿をイメージか。
日本一高いピラミッドひな檀として認定されています。市役所会場にはトータル約5410体と圧倒的な数が飾られています。
市役所裏側では、グルメのお店が出ています。お腹も空いた事だし、何か食べよう。
鴻巣を訪れたら、お馴染みの1品。つけしんのこうのすコロッケです。あと、すまいるメンチもね。シンプルにじゃがいもと玉ねぎで作られたコロッケは落ち着くのだ。旨し。
軽快な踊り、よさこいの披露がありました。
鴻巣市のメインキャラクター「ひなちゃん」が子供たちとの写真撮影に応じていました。
市役所から、花久の里・フラワーセンター方面へ向かう無料シャトルバス「ひなめぐり号」が運行されています。時間があったら行ってみたいところだが、今回はパスした。
鴻巣びっくりひな祭りは、市役所会場をメインに、各会場でも行われています。
鴻巣びっくりひな祭りは、今年で11回目。市制施行60周年記念となっている。ひなの町アピールとして、気合いの入ったイベントですな。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「鴻巣びっくりひな祭り2015、日本一高いピラミッドひな壇を見てきた。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「クレアこうのす(埴輪展示)」です。鴻巣市役所から1分。鴻巣市文化センターの愛称がクレアこうのすです。音響施設を整えたホールを備えています。
クレアこうのすの前には、せせらぎ公園が整備されている。ベンチや芝生、遊具が設置され、憩いの場になっているよ。
クレアこうのすの施設内には、歴史民俗資料コーナーがあります。生出塚古墳群で発掘された埴輪は、ここに収蔵されています。入館無料。
出土した埴輪は、円筒形・器材系(武器、武具)・家形・人物形・動物型(馬、鹿、水鳥)などである。
出土の状況や埴輪の種類が豊富なうえに造形的にも優れていることから、生出塚古墳群で出土された70点が、国の重要文化財に指定されました。
クレアこうのす内をぶらり。各段にずらりと雛飾りが。
館内ガラス張りとなっていて、ずらりと雛飾りされています。
この日、クレアこうのすのホールでは、ヤマハ音楽教室の発表会が行われていたようです。生徒さんたちの練習の成果を披露する場ですな。
ホールには、ヤマハのエレクトーン「STAGEA」が数台展示されていた。弾いたら音が出るのかな?。
屋外には、蒸気機関車「C11 322号機」が静態保存されていた。製造は昭和21年(1946年)。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「生出塚埴輪窯跡と歴史民俗資料コーナー(クレアこうのす)2015。」へどうぞ。
埼玉県民全体として、鴻巣と言って1番思いつくのは、埼玉県警察運転免許センターでしょう!!。クレアこうのすの北側にあります。
クレアこうのすの西側には、陸上競技場や総合体育館があります。
4年前の駅ハイでは、ここからさらに、フラワーセンターへ歩くロングコースだったがね..。
駅入口交差点角には、中山道鴻巣宿の標と説明があります。
鴻巣駅に戻ってきました。駅に直結しているショッピングモールに行きましょう。
コースポイント箇所目は、「エルミこうのすショッピングモール」です。ここも、鴻巣びっくりひな祭りの会場となっています。1階セントラルコートに、五角すい型ひな壇(11段高さ3m)が設置されています。
これまた立派なひな壇ですね。
鴻巣女子高校お茶会がありました。
ゴールとなる鴻巣駅に戻ってきました。スタートしてからゴールまで、3時間32分かかりました。
【今回のウォーキングデータ】 歩行歩数:16680歩 消費カロリー:884.0kcal 消費脂肪量:126.2g 歩行距離:12.67km 歩行時間:2時間32分 平均時速:4.97km/h エクササイズ量:9.2Ex
参加アンケートに協力しました。
帰りもJR高崎線です。これで鴻巣をあとにしました。この後は、別の場所へ。頑張って歩いたご褒美に...。
このあとは、スイーツのお店をはしごしながら食べ歩きだぁ!。
大宮駅周辺で、さいたまスイーツバルが開催されました。スイーツ男子には、たまらないイベント。堂々とお店に入り、スイーツ堪能できるからね。なので、参加してきたよ。
フルーツロールケーキをペロリ。
苺のショートケーキをペロリ。
メレンゲの中には、ジェラートとストロベリーソースが...。う~ん、とれびあん♪。
いくつかのお店を歩いて移動し、そのお店のスイーツを堪能しました~。
ちなみに、そのイベント参加レポは、「第2回さいたまスイーツバルin大宮、スイーツ食べ歩きしてきた2015。」へどうぞ。
さて、鴻巣でのお土産は和菓子です。十万石で、チョコまんとさきたま餅(黄奈古餅)を購入しました。うまい、うますぎる!!...って、CMでお馴染みだね。
今回の駅ハイ参加で、今シーズン(2014年度)参加回数は18回目、駅ハイポイントはWEB専用コース2倍の4ポイント加算して、合計46ポイントになりました。
鴻巣びっくりひな祭りの駅ハイは、4年ぶりの参加となった。少しずつだけど、あのピラミッドひな壇は進化し続けているんだよね。さすが日本一であるな。
さて、次回の駅ハイレポは、氏家駅の雛めぐりです。(栃木県さくら市)。お楽しみにね。
ちなみに、関連詳細レポは、以下のリンク先へどうぞ。
さらに、ちなみに、過去開催、鴻巣駅からの駅ハイ参加レポは、以下のリンク先へどうぞ。
JR東日本・駅からハイキング No.05433 「「鴻巣びっくりひな祭り」と鴻巣宿歴史散策」 2015年2月21日(土)実施 所要時間:約3時間(施設での見学時間含む) 歩行距離:約8km
スタート:鴻巣駅→①旧町名復活の碑→②鴻神社→③法要寺→④中山道鴻巣宿本陣跡付近→⑤鴻巣御殿跡→⑥勝願寺→⑦産業観光館「ひなの里」→⑧広田屋人形店→⑨マル武人形店→⑩生出塚埴輪窯跡→⑪鴻巣びっくりひな祭りメイン会場(鴻巣市役所)→⑫クレアこうのす(埴輪展示)→⑬エルミこうのすショッピングモール→ゴール:鴻巣駅
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