さいたま市西区の指扇周辺を歩くコースです。
さて、JR川越線に乗ってやってきたところは、指扇駅です。駅ハイ参加の為訪れたよ。今回は、2017年6月16日(金)~18日(日)開催、駅からハイキング「のどかな荒川堤とアジサイまつり満喫ハイキング」です。
指扇は「さしおうぎ」と読む。西大宮駅と南古谷駅の間に位置する。
指扇駅は橋上駅です。2階が改札口となる。
指扇駅でびっくりしたのがココ。なんと、建物2階にはテラスデッキがあるのだ。
平成26年(2014年)に新駅舎供用開始された。駅舎が新しく生まれ変わっています。
デッキからの眺め。指扇駅北口の駅前ロータリー、そして、北方向の眺めが良し。
指扇駅北口駅前広場にて、駅ハイの受付を済ませました。コースマップ等を取得。
恒例の缶バッチは、E233系埼京線・川越線でした。
指扇駅駅舎外観は、指扇周辺に多くの社寺があることから日本建築の特徴である日本瓦をイメージした配色としています。また、古くから土に親しんできた地域性があることから、一部に土をイメージしたレンガタイルを使用しています。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「JR川越線指扇駅を下車してみた2017。」へどうぞ。
今回の駅ハイコースルートです。
「指扇駅」をスタートして、遠くに山々を望むのどかに田園地帯の風景と、文化財に触れながら「西大宮駅」を目指すコースです。
さいたま市西区の駅ハイは、今回で3回目の参加。指扇界隈がメインなので、半分は初めて訪れる。楽しみに、約9kmのウォーキングコース。頑張って歩きましょう。
指扇駅ホーム西端付近にある南北を結ぶ通路を通ります。頭上注意、少し背を屈めながら、歩いていきます。
県道2号さいたま春日部線、歩道橋で渡ります。
荒川土手にやってきました。土手上を歩いていきます。
土手から眺めるJR川越線。10両編成の電車が見えますね。
荒川土手を降り森のような場所に、馬と芸術の森「桃月園」があります。中へ入っていきます。
ここには、古民家カフェである「VIA」(ヴァイア)、馬と遊ぶ「遊馬苑」、盆栽園がある「成勝園」があり、素敵な隠れ家的スポットである。
馬のオブジェがお出迎えだ。
コースポイント箇所目は、「成勝園」です。指扇駅から18分。2016年にオープンした盆栽園だ。
見事な盆栽が展示されています。
盆栽の手入れは大変だろうな。
こちらは、馬と遊ぶ「遊馬苑」です。お馬さんがいますね。
馬車のりばのバス停がありました。
乗馬ができますよ。
古民家カフェ「VIA」(ヴァイア)です。築80年程の古民家を改造したそうだ。2015年1月にオープン。
店内に入ってみました。今日のシフォンはりんごだって。
飲み物リスト。いちごスムージーが気になるなぁ。
カフェタイム。頂きましたよ。うみたて卵のシフォンケーキとアイスコーヒーです。
荒川サイクリングロード沿いにあるので、ロードバイクで訪れる人多い。サイクルラックも完備しているよ。
なんか面白い。亀の形した亀の子束子。
古民家、家内のインテリア。落ち着いた雰囲気。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「「馬と芸術の森~桃月園」にて、遊馬苑(乗馬)と成勝園(盆栽)とcafe VIA(古民家カフェ ヴァイア)2017。」へどうぞ。
荒川土手から離れ、田園風景を歩く。緑色の田んぼが広がるよ。
コースポイント箇所目は、「高城寺」です。成勝園から23分。曹洞宗寺院で遊馬山と号す。
この観音様は、遊馬観音です。
本堂です。本堂は昭和53年(1978年)に新築された。
天文12年(1543年)の開創と伝える古い寺で、御本尊は室町時代の様式をもつ薬師如来坐像です。
西遊馬の旧家のほとんどが当寺に墓地を持っており、地域に密着した寺院です。
江戸時代後期には寺小屋か開かれており、明治6年(1873年)には遊馬学校が開校し、隣接してある馬宮東小学校に発展。校章は同じ「五七の桐」になっている。
楼門をくぐります。歴史感ある建造物だ。大晦日には除夜の鐘を撞く大勢の参拝者で賑わいます。
写真右側が庚申塔です。さいたま市指定有形民俗文化財。
この庚申塔は、江戸時代前期の寛文3年(1663年)の年号が刻まれています。石塔の中央に青面金剛像を浮き彫りとし、童子・邪鬼・鶏・猿などを表現する典型的な形をとっています。
市内ではごく初期に建てられた庚申塔の一つで、「遊馬村 是衆拾四人」と刻まれているところから、村の有力層によって建立されたものと考えられます。高さは204cmです。
山門をくぐります。東日本大震災の影響で、山門の屋根瓦が落ち、柱がずれ、袖塀も傾きました。修復もままならず、現在は塀を取り壊しています。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「高城寺の庚申塔を見に訪れてみた2017。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「西遊馬氷川神社」です。高城寺から2分。かつての遊馬村の鎮守で、「宿の氷川様」と呼び親しまれています。当地は大宮と川越のほぼ中間に位置し、「宿」の名が示すように、遊馬では神社前の道の両側に集落が営まれていました。鳥居前の道は、江戸時代から大宮と川越を結ぶ重要な道です。
神社の狛犬です。
創建年代等は不詳ながら、戦国時代以前には創建していたのではないかといいます。
境内は木々に覆われていて、静けさな感じがありますね。
駅からハイキング参加者限定、おしるこの無料配布がありました。
拝殿にて、木下流宿東間囃子連によるお囃子披露がありました。
日本の伝統芸能、いいものです。鑑賞しました。
お祭り等では建物中見る事が出来るが、普段の拝殿は戸で閉められています。
獅子舞が登場しましたよ。
境内をぶらり。こちらは、本殿横です。
7月中旬に、天王様の祭礼が催され、神社入口に大きな幟を立て、子供神輿や山車が出て大変賑わい、地区内を巡行します。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「西遊馬氷川神社にて、お囃子鑑賞した2017。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「永田家長屋門」です。西遊馬氷川神社から4分。江戸時代、関東郡代伊奈氏によって黒川の河川改修や新田開発が行われた時の土屋陣屋跡と言われています。したがって一般の長屋門とは異なり格式が高く、簓子塀や構え堀が設けられ、市内では最大級の長屋門です。
桁行き21.1m、梁間4.75m、棟高6.18m、面積100.51平方メートル建築規模を誇る武家造りの長屋門。
さらに長屋門の天井に駕籠が吊るされているのも珍しいと言えます。
松の木と長屋門。日本庭園のような感じだね。
建物の裏手は竹林になっている。土屋陣屋跡があるようだが...。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「永田家長屋門及び簓子塀を見学してみた2017。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「錦せんべい本舗」です。永田家長屋門から2分。お店は、埼玉県道57号さいたま鴻巣線沿いにあります。
有機農法を取り入れた専業農家のお米を使い、生地作りからすべて自店で行っている、さいたま市唯一のおせんべい屋です。製造直売店だ。
ちょいと立ち寄ってみました。お店に入ってみましょう。
いろんな種類の煎餅が販売されています。単品では、しょうゆ・ごま・のりまる・ひび・ざらめ・ぎょうざの6種類ありました。バラ1枚は70円。5枚入りや10枚入りのセット販売、及び、詰め合わせ販売もあり。
原材料においては、お子様からお年寄りまで安心していただける食材を使用しています。
駅ハイ参加者特典で割引サービスがあったので、いくつか購入していきました。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「錦せんべい本舗で煎餅を購入してみた2017。」へどうぞ。
こちらは、土屋氷川神社です。創建は明らかではないが、当地は荒川の氾濫によって、しばしば被害を受けたことから、治水の神として、当社を荒川に最も近い村の西脇に祀ったのであろう。
拝殿です。御祭神は、素戔嗚尊。御神徳は、武運長久・厄除け・商売繁盛である。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「旧土屋村の鎮守、土屋氷川神社を訪れた2017。」へどうぞ。
閑静な住宅街を歩いていく。
通りには、淡い紫色のアガパンサスが咲いていました。
こちらは、荒沢不動尊です。”盗難よけ”に霊験あらたかな「お不動様」です。ここの不動明王像は、「滝にうたれるコケティシュな顔」に特徴があります。盗難よけの縄が奉納されている。
坂道には、白い色のアジサイが道沿いに連なって咲いている。
コースポイント箇所目は、「指扇氷川神社」です。錦せんべい本舗から23分。鳥居をくぐるところから、紫陽花が咲いていて、出迎えてくれます。
木々に覆われた参道を進んでいきます。
拝殿にてお囃子披露がありました。木下流下郷囃子連による囃子です。
指扇氷川神社の境内には、鎮守アジサイ園があり、「指扇アジサイまつり」が開催中でした。約5000平方メートルの敷地に350品種を超える2000株以上が咲き誇る。
白い色のアメリカアジサイだ。
花びらの形が良い青い色の紫陽花。
ガクアジサイは宝石のような感じで良い。
青の色合いが良く、花びらの形がかわいらしい。
こちらは、白い色の花びらだ。
これは、小さな花びらだね。
ピンク色の紫陽花、ピンクアナベルだ。
色柄が良い紫陽花だね。
境内紫陽花が広がる。のんびりベンチに座って鑑賞も良いだろう。
拝殿をバックにアジサイを撮る。
アジサイ祭りという事で、隣接する赤羽根児童遊園では、グルメの販売もあったよ。
駅からハイキング参加者限定で、甘茶(あまちゃ)の無料配布がありました。砂糖を全く入れていないのに、とても甘味がある。糖分が無くカフェインも無し。なのに、甘味度は砂糖の200~1000倍ある。
牛すじカレーと水出しアイスコーヒーを頂きました。うむ、美味しい。
好きな品種に投票する「アジサイ人気投票」も行われた。こちらは、A:星花火。
こちらは、C:ピンクアナベル。
好きな花にシールを貼ります。今年はどのアジサイが1番になったかな?。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「指扇氷川神社 鎮守アジサイ園「指扇アジサイまつり」に行ってきた2017。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「小山本家酒造」です。指扇氷川神社から10分。創業文化5年(1808年)、今年で209周年の老舗酒造。東日本では最大手の清酒メーカーである。ちょいと工場施設内に入ってみよう。
工場構内に試飲コーナーが設置されました。まずは、酒造りに使用している仕込み水を頂こう。
地下180mから汲み上げた仕込水だ。ちなみに、小山本家酒造の井戸はさいたま市の災害時における給水用井戸として指定されている。
さぁ、お楽しみの試飲コーナー。今回は、「金紋世界鷹吟醸50」・「小山本家 界(かい)」・「おおきな温情(おもいやり)」の3種類。プラカップによる提供です。万全に氷で冷やされていて、飲み頃ですよ。
では、くぴっ。ぷはぁ~。いい味わいだね。中井も試飲させてもらったが、やっぱり、「金紋世界鷹吟醸50」が旨かったねぇ。
お土産販売もありました。「金紋世界鷹吟醸50」を買いたかったが、残念ながら売切れ。なので、呑み歩きできる「おおきな温情(おもいやり)」にしました。
事務所前には、写真撮影コーナーがあり。
金紋世界高の酒樽だ。
さいたま市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」のぬいぐるみが。埼玉県のキャラクター「コバトン」もいたね。
金紋世界鷹の法被着て、記念撮影はいかが?。
工場構内を突っ切って歩いて行きます。仕込蔵や瓶工場、パック工場、倉庫等があります。
代表取締役会長・小山景市宅の家門です。この門は約100年前から現存しているそうだ。
醸造のしくみ、ペーパーで頂けた。これは、ありがたいね。勉強になるよ。
「日本酒初心者のための入門知識」や「目指せ日本酒マスター!3択クイズ」があり。帰宅後復習しよう。
貯蔵用の大型タンクが約170本あり、様々な酒種を濾過・熱処理・調合して商品の味を決めています。
そのタンクをバックに、購入した日本酒パックをパチリ。西大宮駅へ向かいながら呑み歩きだ。
東門入口入って左手は精米所で、自社精米を行っており、年間で約10万俵(約10万人の年間消費量相当)を精米しています。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「小山本家酒造にて、金紋世界鷹を試飲する2017。」へどうぞ。
西大宮駅へ向かい歩いて行きます。駅前だというのに、畑が広がる。
ゴールの西大宮駅に到着しました。小山本家酒造から8分。平成21年(2009年)開業の新しい駅である。近代的な橋上駅舎だ。
指扇駅をスタートして、西大宮駅にゴールするまで、3時間53分かかりました。ゴール受付はありません。
【今回のウォーキングデータ】 歩行歩数:15940歩 消費カロリー:720.9kcal 消費脂肪量:102.9g 歩行距離:10.36km 歩行時間:2時間17分 平均時速:4.53km/h エクササイズ量:7.5Ex
西大宮駅改札口です。近隣には学校があり、駅構内電車利用する学生さんたちが多かったです。
帰りも川越線で。帰りの電車はJRのE233系だ。
JR川越線快速新木場行きに乗って、ここをあとにしました。
今回は、指扇界隈の寺社散策になった。お囃子を観れたし、指扇のアジサイ園は見事だったね。やっぱり、小山本家酒造での試飲が楽しみ~でした。
お土産は、錦せんべい本舗の新米せんべい、バラ3枚です。
【しょうゆ】..当店自慢のおせんべい。しつこくない味付けが好評です。
【ざらめ】..最高級のザラメをたっぷりまぶしました。女性やお子様に大好評。
【ぎょうざ】..当店人気のおせんべい。厳選した青森県産にんにくと唐辛子がきいた味付けです。
どれも美味しかったが、「ぎょうざ」の辛さがいい感じでした。
という事で、駅からハイキング「のどかな荒川堤とアジサイまつり満喫ハイキング」に参加してきたレポでした~。
ちなみに、訪問箇所詳細レポは、以下のリンク先へどうぞ。
さらに、ちなみに、過去開催、さいたま市西区の駅ハイ参加レポは、以下のリンク先へどうぞ。
今回のウォーキングコースマップです。
JR東日本・駅からハイキング 「のどかな荒川堤とアジサイまつり満喫ハイキング」 開催期間:2017年6月16日(金)~6月18日(日) 所要時間:約3時間(見学時間等を含む) 歩行距離:約9km
スタート:指扇駅→①成勝園→②高城寺→③西遊馬氷川神社→④永田家長屋門→⑤錦せんべい本舗→⑥指扇氷川神社→⑦小山本家酒造→ゴール:西大宮駅
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