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2021年2月22日 (月曜日)

一茶双樹記念館を訪れた。展示された雛飾りを鑑賞してきた2021。

小林一茶寄寓の地です。☕

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さて、やってきたところは、千葉県流山市にある一茶双樹記念館です。ここ、流山本町に俳人・小林一茶がたひたび立ち寄ったようですね。🏠

一茶双樹記念館は、平成7年(1995年)4月にオープン。🎠

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江戸時代の俳人・小林一茶(1763-1827)は、人生の多くを旅に過ごした。中でも流山を含む下総地方は、最もよく訪れており、その地の俳友達に俳句を指導したり、情報を交換したりして、生活の糧を得ていた。🍴

流山で一茶と親交が篤かったのは、醸造業を営み、味醂の開発者のひとりと言われる、五代目秋元三左衛門である。三左衛門(1757-1812)は、双樹と号し、家業の一方俳句をたしなみ、経済的にも一茶を援助していた。一茶は、享和3年(1803)から文化14年(1817)の15年間に50回以上も流山に来たことが、句帖や日記からわかっている。一茶と双樹の関係は、俳人と商家の大旦那というだけではなく、真の友人であったことがしのばれる。❤

流山市教育委員会では、この地を一茶と双樹が親交を深めた、流山市にとって由緒ある土地として、平成2年12月4日付で、流山市指定記念物(史跡)第1号に指定し、一茶双樹記念館として整備した。安政期の建物を解体修理した双樹亭、枯山水の庭園、流山で味醂の生産が最も盛んであった時代を再現し、展示を行う秋元本家、茶会、句会などに利用できる一茶庵がある。🏢

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一茶双樹記念館の施設マップです。🚥

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建物に入ると、立派な7段雛飾りが展示されていました。ちょうど、雛祭りの時期で、流山本町界隈では、流山本町ひなめぐりが開催。ここ、一茶双樹記念館も雛飾り会場の1つでもある。⛽

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秋元本家、おみせの展示品。🎀

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ここから先は、有料エリアとなる。受付で入館料大人110円を支払い、中へ入った。🎫

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こちらは、新座敷棟「双樹亭」です。木造平屋建、寄棟造瓦葺の「新座敷」と呼ばれる建物で、江戸時代末期の商家建築の様式を伝える、文化史上極めて貴重な遺構です。🏠

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枯山水のお庭、いいね。⛳

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夕月や 流れ残りの きりぎりす

文化元年(1804)9月2日小林一茶が流山で詠んだ句。流山で洪水が起き被害に見舞われた夕方、空には夕月がかかり、どこかの物陰で、生き残りのきりぎりすが泣き始めた。🌀

ちなみに、この句碑の石材は、一茶が生まれ育った長野県上水内郡信濃町柏原の黒姫山のものを用いた。🌑

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一茶庵の入口玄関です。🎩

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玄関にて靴を脱ぎ、中へ入ります。👠

茶房一茶庵では、抹茶・煎茶と和菓子が頂けます。🍸

一茶と蛙の小さな人形がかわいらしい。💕

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建物内の通路。雰囲気あるな。🔑

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双樹亭の新座敷は、3部屋連なっている。⛵

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部屋内には、いろいろな雛飾りが設置されていました。👓

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千葉県伝統的工芸品指定、山田人形店の雛人形です。🎬

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木目込み人形です。👜

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手作りの、うさぎ雛。かわいらしい。🐱

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パラエティに富んだ、つるし雛。🎵

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歴代のつるし雛だそうです。🔍

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座敷で一句。俳句を詠んでみよう。俳句教室の作品です。🎤

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座敷から、外のお庭を眺める。🎪

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枯山水のお庭を眺めながら、のんびりと。こういうお屋敷いいね。🌔

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水仙、ご自由にお持ちくださいとの事。♣

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ちい散歩で、地井武男さんが来訪されたようです。📺

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一茶と双樹、縁側で一緒にのんびりしていたのかもなぁ...。☕

流山本町界隈では、雛めぐり開催中です。そのレポートは、「流山本町ひなめぐり2021に行ってきた。」へどうぞ。✋

と言う事で、一茶双樹記念館を訪れたレポでした~。🐶

ちなみに、過去訪問時レポは、以下のリンク先へどうぞ。✋

「一茶双樹記念館」 住所:〒270-0164 千葉県流山市流山6-670-1 TEL:04-7150-5750 観覧時間:9時~16時50分(17時閉館) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始 入館料:大人110円・小人55円 アクセス:流鉄流山線平和台駅から徒歩約7分 京成バス流山五丁目バス停下車徒歩約4分 📖

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コメント

小林一茶の史跡は10年ほど前に北信濃の山を登った後に訪ねました。まさに素朴なる歌人ですね。

ローリングウエストさん。

一茶は各地を旅していましたからね。流山に訪れていたのは感慨深いものがあります。

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