鈴木家住宅附属建物を見学してきた。見沼通船の差配されていた2018。
見沼通船の船割り業務を担っていました。![]()
さて、やってきたところは、埼玉県さいたま市緑区にある鈴木家住宅です。![]()
享保12年(1727年)、鈴木家は高田家とともに井沢弥惣兵衛為永に従って、見沼干拓事業に参加しました。享保16年の見沼通船堀の完成と同時に鈴木・高田両家は幕府から差配役を任じられ、江戸の通船屋敷で通船業務をつかさどり、八丁堤などには通船会所を持っていました。![]()
道路沿いに建つ主屋。年代物だが立派な住居ですね。この母屋の内部は非公開です。![]()
鈴木家は、各船に対する積荷や船頭の割り振りなどの船割りを行い、文政年間以降は八丁会所において船割りにあたり、住まいも八丁に移しました。![]()
現在残る鈴木家住宅は、この頃の建立となり、見沼通船の船割り業務を担っていた役宅として貴重な建物です。![]()
土曜日と日曜日、10時から16時、鈴木家住宅の建物が見学できます。入場無料・予約不要です。では、中に入ってみましょう。![]()
鈴木家住宅附属建物公開範囲です。見学できるのは、納屋・米蔵・舟小屋です。![]()
手前に納屋、奥に米蔵が連なっています。![]()
米蔵と納屋は、大正12年の関東大震災で大破したが、その後修復されたものです。大幅な改変はなく往時の面影がしのばれます。![]()
納屋には機具が展示されていた。![]()
白い壁の米蔵の中に入ってみましょう。![]()
見沼通船堀の解説が掲示されています。![]()
米蔵の中から天井を眺める。![]()
舟小屋です。![]()
舟小屋の中を覗いてみると、艜船(ひらだぶね)が展示されています。![]()
江戸との行き来にこの船で往来します。セイジと言われる寝泊まりできる屋根が付いている。![]()
建物の裏側です。![]()
見沼通船堀や鈴木家住宅に、皇太子殿下が2006年行啓されました。![]()
昭和57年7月3日指定。![]()
国指定史跡見沼通船堀・鈴木家住宅附属建物・復元艜船。![]()
という事で、鈴木家住宅附属建物を見学してきたレポでした~。![]()
「鈴木家住宅附属建物」 〒336-0923 埼玉県さいたま市緑区大間木1889 公開日:土曜・日曜 公開時間:10時~16時 入場無料 JR武蔵野線東浦和駅から徒歩約10分![]()
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