キャンドルナイトｉｎ三河島～3600個のキャンドルで照らす歴史～に行ってきた２０１８。

国の重要文化財、赤レンガ造りの建物に照らすキャンドルナイト。

さて、やってきたところは、東京都荒川区にある旧三河島汚水処分場喞筒場です。ここで、２０１８年１１月２日（金）、キャンドルナイトｉｎ三河島～3600個のキャンドルで照らす歴史～が開催されました。

『魅せる　東京下水道　見せる化アクションプラン』　東京都下水道局が管理する国指定重要文化財「旧三河島汚水処分場喞筒（ポンプ）場施設」において、３６００個のキャンドルで文化財を照らし出します。

大正時代に建設された優美な赤レンガ造りの主ポンプ室など、敷地内にある文化財をキャンドルで照らし、幻想的な世界を楽しめる、年に一度の貴重な機会です。

当ポンプ場は、大正１１年（1922年）３月に運転開始されました。

本施設は、わが国最初の近代下水処理場である旧三河島汚水処分場の代表的遺構として、高い歴史的価値が認められることから、平成１９年１２月４日に下水道分野の遺構では初めて国の重要文化財（建造物）に指定されました。

灯りを灯すキャンドルライト。幻想的でいいね。ぼーっとします。

１年に１日だけのキャンドルナイト一般公開。多くの来場者がいました。

１１月に入り、イルミネーションが映える時期になりましたな。

建物にライトアップされる色は時間ごとに変化していきます。

手前の建物が濾格室上屋で、奥の建物が喞筒室です。

ここ、沈砂池・濾格室上屋において、下水中の土砂を沈殿させて取り除き、下水中の浮いたゴミを地下のスクリーンで取り除きます。

平成の文字キャンドル。今回で平成としては最後のキャンドルライトだ。来年の年号はどうなるかな？。

今年は喞筒場の内部公開がありました。初めて、主ポンプ室内の夜間公開。説明するビデオ上映がありました。

下水を地下のポンプ井から吸い上げるポンプが１０台設置されています。ここが、レンガの建物の中だ。

喞筒場建物の裏手です。

会場内の通りには、明るいＬＥＤライトが設置され、キャンドルライトとの灯りの競演だ。

さて、会場への最寄駅は、東京さくらトラム（都電荒川線）荒川二丁目停留所です。

荒川二丁目停留所から徒歩約２分、施設南側に正面入口があります。

受付でパンフレット類の配布があります。

正面入口から喞筒場へは少し歩いて向かいます。

小瓶に入れたロウソク。キャンドルライト、たまりませんなぁ。

アンケート記入と人気投票がありました。

少し高台からレンガ建物を撮ります。

メッセージキャンドルです。いろいろな想いが描かれているね。

旧三河島汚水処分場喞筒場施設全体がライトアップ＆キャンドルライト。

煉瓦建造物にはライトアップが映えるね。

正面入口近くに、日本の下水処理発祥の地の碑があります。

三河島水再生センターの構内図。主に都区内北部の下水処理を担当している。

都電荒川線荒川二丁目停留所ホームから、三河島水再生センターを眺める。隣接しています。

受付時に取得した配布物。施設のパンフレットやポストカードが貰えました。

今回、初めて夜間公開されたポンプ場に入る時に配布されたポストカード。昼間はこういう景観なんですよ。

今年は「東京文化財ウィーク２０１８」にあわせてイベントを開催されました。昨年はクリスマス前の開催で冷えた夜でした。今年は１１月開催に前倒し。ちょっと寒いだけでしたね。歴史的建造物とキャンドルナイトのコラボレーション。いい夜の眺めでしたね。

という事で、キャンドルナイトｉｎ三河島に行ってきたレポでした～。

ちなみに、過去訪問時レポは、以下のリンク先へどうぞ。

• 「キャンドルナイトｉｎ三河島～3600個のキャンドルで照らす歴史～に行ってきた２０１７。」．．．平成29年12月22日(金)開催。

告知ポスターです。

「キャンドルナイトｉｎ三河島～3600個のキャンドルで照らす歴史～」　開催日：２０１８年１１月２日（金）　開催時間：１６時００分～２０時００分（最終入場19時30分）　場所：旧三河島汚水処分場喞筒（ぽんぷ）場施設（東京都荒川区荒川8-25-1三河島水再生センター内）　予約不要　入場無料　町屋駅から徒歩約１３分　都電荒川線荒川二丁目駅から徒歩約２分