« 本土寺(あじさい寺)にて、紫陽花鑑賞してきた2017。 | トップページ | 西遊馬氷川神社にて、お囃子鑑賞した2017。 »

2017年6月29日 (木曜日)

高城寺の庚申塔を見に訪れてみた2017。

市指定有形民俗文化財に指定された庚申塔があります。

20170629_sanmon

さて、やってきたところは、埼玉県さいたま市西区にある高城寺です。「こうじょうじ」と読む。曹洞宗寺院で遊馬山と号す。

山門をくぐります。東日本大震災の影響で、山門の屋根瓦が落ち、柱がずれ、袖塀も傾きました。修復もままならず、現在は塀を取り壊しています。

20170629_roumon

楼門をくぐります。歴史感ある建造物だ。大晦日には除夜の鐘を撞く大勢の参拝者で賑わいます。

20170629_hondou

本堂です。本堂は昭和53年(1978年)に新築された。

天文12年(1543年)の開創と伝える古い寺で、御本尊は室町時代の様式をもつ薬師如来坐像です。

西遊馬の旧家のほとんどが当寺に墓地を持っており、地域に密着した寺院です。

20170629_koushintou

写真右側が庚申塔です。さいたま市指定有形民俗文化財。

この庚申塔は、江戸時代前期の寛文3年(1663年)の年号が刻まれています。石塔の中央に青面金剛像を浮き彫りとし、童子・邪鬼・鶏・猿などを表現する典型的な形をとっています。

20170629_setsumei3

市内ではごく初期に建てられた庚申塔の一つで、「遊馬村 是衆拾四人」と刻まれているところから、村の有力層によって建立されたものと考えられます。高さは204cmです。

20170629_odou

観音堂はかつては堤外にあったものと伝えられ、荒川の改修にともない移転したものです。

江戸時代後期には寺小屋か開かれており、明治6年(1873年)には遊馬学校が開校し、隣接してある馬宮東小学校に発展。校章は同じ「五七の桐」になっている。

20170629_asuma_kannon

遊馬観音です。

20170629_komiti

瑞巌の小径です。晩年、先代住職が散歩していた小径です。

20170629_kadan_1

紫陽花が咲いていたね。

20170629_kadan_2

花壇には、色とりどりの花が綺麗に咲いています。

20170629_kaeru

おっ、カエルがいるよ。

20170629_koushintou_2

山門の外、駐車場に、荒川土手の庚申塔があります。荒川の堤防拡幅工事のため、ここに移されました。

20170629_setsumei

ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「のどかな荒川堤とアジサイまつり満喫ハイキング」に参加してきた(2017.06.18)。」へどうぞ。

という事で、有形民俗文化財・庚申塔がある高城寺を訪れたレポでした~。

20170629_setsumei2

説明板です。

「高城寺」(こうじょうじ) 〒331-0061 埼玉県さいたま市西区大字西遊馬229 JR川越線指扇駅南口から徒歩約20分

« 本土寺(あじさい寺)にて、紫陽花鑑賞してきた2017。 | トップページ | 西遊馬氷川神社にて、お囃子鑑賞した2017。 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 高城寺の庚申塔を見に訪れてみた2017。:

« 本土寺(あじさい寺)にて、紫陽花鑑賞してきた2017。 | トップページ | 西遊馬氷川神社にて、お囃子鑑賞した2017。 »

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

無料ブログはココログ