高城寺の庚申塔を見に訪れてみた2017。
市指定有形民俗文化財に指定された庚申塔があります。
さて、やってきたところは、埼玉県さいたま市西区にある高城寺です。「こうじょうじ」と読む。曹洞宗寺院で遊馬山と号す。
山門をくぐります。東日本大震災の影響で、山門の屋根瓦が落ち、柱がずれ、袖塀も傾きました。修復もままならず、現在は塀を取り壊しています。
楼門をくぐります。歴史感ある建造物だ。大晦日には除夜の鐘を撞く大勢の参拝者で賑わいます。
本堂です。本堂は昭和53年(1978年)に新築された。
天文12年(1543年)の開創と伝える古い寺で、御本尊は室町時代の様式をもつ薬師如来坐像です。
西遊馬の旧家のほとんどが当寺に墓地を持っており、地域に密着した寺院です。
写真右側が庚申塔です。さいたま市指定有形民俗文化財。
この庚申塔は、江戸時代前期の寛文3年(1663年)の年号が刻まれています。石塔の中央に青面金剛像を浮き彫りとし、童子・邪鬼・鶏・猿などを表現する典型的な形をとっています。
市内ではごく初期に建てられた庚申塔の一つで、「遊馬村 是衆拾四人」と刻まれているところから、村の有力層によって建立されたものと考えられます。高さは204cmです。
観音堂はかつては堤外にあったものと伝えられ、荒川の改修にともない移転したものです。
江戸時代後期には寺小屋か開かれており、明治6年(1873年)には遊馬学校が開校し、隣接してある馬宮東小学校に発展。校章は同じ「五七の桐」になっている。
遊馬観音です。
瑞巌の小径です。晩年、先代住職が散歩していた小径です。
紫陽花が咲いていたね。
花壇には、色とりどりの花が綺麗に咲いています。
おっ、カエルがいるよ。
山門の外、駐車場に、荒川土手の庚申塔があります。荒川の堤防拡幅工事のため、ここに移されました。
ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「のどかな荒川堤とアジサイまつり満喫ハイキング」に参加してきた(2017.06.18)。」へどうぞ。
という事で、有形民俗文化財・庚申塔がある高城寺を訪れたレポでした~。
説明板です。
「高城寺」(こうじょうじ) 〒331-0061 埼玉県さいたま市西区大字西遊馬229 JR川越線指扇駅南口から徒歩約20分
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