下野国分寺跡を訪れた2017。
古代下野国の仏教文化を伝える寺院跡です。
さて、やってきたところは、栃木県下野市にある下野国分寺跡です。天平13年(741年)、聖武天皇は当時60余りの国ごとに国分寺と国分尼寺を造ることを命じました(国分寺建立の詔)。下野国分寺はその中の1つである。
現在は整備され、史跡公園となっている。とはいえ、広々として何もない空間が広がっている。国の史跡に指定。
まっすぐ進んで行くと、南門があります。
南大門を通り、中門、金堂へ続く。建物の復元は無く、敷地のみだ。
この先に七重塔があったようです。
下野国分寺跡の西側に、甲塚古墳(かぶとづかこふん)があります。帆立貝形古墳です。
北東側には、新緑の森林があり、散策路になっている。
下野国分寺跡の碑があり。
下野国分寺跡・周辺案内図。下野国分寺跡から東へ約400mの位置に、下野国分尼寺跡があります。
こちらは、下野国分尼寺跡です。このあたりは、桜の名所でもある。
国分寺と国分尼寺の両方の全貌が明らかになっている所は全国でも少なく、当所は全国の国分寺研究にたいへん貴重な情報を提供しています。
下野国分寺跡と下野国分尼寺跡の間には、しもつけ風土記の丘資料館があります。入館無料。いろいろな史跡など貴重な展示物が多くありました。
という事で、下野国分寺跡を訪れたレポでした~。
ちなみに、ここを訪れたのは、ウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「八重桜と日本三大桜の競演と天平文化の風薫る歴史探訪」に参加してきた(2017.04.23)。」へどうぞ。
「下野国分寺跡」 国指定文化財 〒329-0417 栃木県下野市国分寺 駐車場は天平の丘公園へ JR宇都宮線小金井駅西口から約3.8km(徒歩約45分)
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