室町時代に建てられたといわれる観音堂がある、迎攝院を訪れた2017。
三郷市最古の建造物と言われる観音堂があります。
さて、やってきたところは、埼玉県三郷市にある迎攝院です。「こうしょういん」と読み、漢字は「迎摂院」でも良いかも。迎摂院は、真言宗豊山派に属し、山号を彦峯山観音寺といい、本尊は不動明王である。
こちらは、本堂です。慶長年間(1596~1615)に祐慶法印によって、浄土宗の寺として開山されたという。その後、正徳年間(1711~1716)に祐貞によって中興されたといい、このとき現在の真言宗豊山派に改宗したという。
この寺の観音堂は室町時代の創建と推定され、三郷市最古の建造物といわれる。観音堂は高さ約10m、間口6.5m、奥行7.5mで、用材はマツ、ケヤキ、ヒノキ、スギ等で、すべてこの土地に育った樹木であるという。堂内の肘木は、法隆寺金堂と同じ様式であるという。
また、この堂に安置してある准胝観世音菩薩像は、秘仏(午歳開帳)であり、行基の作と伝えられる。なお、観音堂は三郷市指定文化財となっている。
こちらは、鐘楼。鐘楼堂は平成元年に建立されたようだ。
こちらは、摩尼車(マニぐるま)。チベット仏教の仏具で、一回まわすとお経を一回読んだ功徳があります。
供養塔など、板碑があり。
迎攝院は、三郷七福神めぐり・彦成めぐりで、弁財天を祀る。
七福神めぐりのスタンプ設置場所は、山門を入り左手にテーブルが設置されています。
三郷七福神めぐりの色紙(スタンプ台紙)に押印。
三郷七福神めぐりは、毎年1月1日元旦から1月7日七草の7日間、9時から16時まで行われています。台紙は各寺にて販売(500円)。
ちなみに、七福神めぐりのレポートは、「三郷七福神めぐり(彦成めぐり)をしてきた2017。」へどうぞ。
という事で、迎摂院を訪れたレポでした~。
「迎攝院」(こうしょういん) 〒341-0056 埼玉県三郷市番匠免1-127-1 TEL:048-952-6450 つくばエクスプレス三郷中央駅から徒歩約39分 グローバル交通バス番匠免一丁目北バス停から徒歩約1分
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