駅からハイキング「谷川岳一ノ倉沢岩壁鑑賞ハイキング」に参加してきた(2016.07.09)。
7月初夏に訪れた駅ハイウォーキングレポ。(遅くなりましたが..)
さて、JR上越線に乗ってやってきたところは、土合駅です。「どあい」と読む。駅ハイ参加の為に訪れました。今回は、2016年7月1日(金)~9月30日(金)開催、駅からハイキング「谷川岳一ノ倉沢岩壁鑑賞ハイキング」です。参加日は、7月9日(土)です。
土合駅は、谷川岳トレッキングへの最寄駅で、群馬県内最北端の駅でもある。下り線(越後湯沢・長岡方面)ホームは、地下70mに位置するもぐら駅だ。ただ、地下にあるのに標高は583.41mなのだ。
駅下り線ホームは、湿気が高く冷んやりしている。
そして、コレだ!!。そう、土合駅名物、長い階段だ。下り線ホームから地上にある改札口まで、合計486段ある階段を登って行かなければならないのだ。
ようこそ「日本一のモグラ駅」へ。この階段は338m、462段あります。改札口まで約10分かかるぞ。
上を見上げても、どこまでも続く階段。さぁ、頑張って登って行こう。
休憩を挟んで約9分程で462段を登り切った。疲れた~。
後ろを振り返ると、真っ直ぐ下へ続くが!。頑張って登ってきたんだなぁと実感。
改札口まであと143m。階段2カ所で24段さらに登ります。
最後の階段を登り、合計486段登り切りました!。
下り線ホームから改札口まで、14分かかりました。駅を出るのに一苦労だ。
土合駅駅舎です。谷川岳、山の玄関口ってイメージな建物だね。
しかし、残念ながら、生憎の雨。奇跡かなわず、天気予報通りでした。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「日本一のもぐら駅「土合駅」の486段ある名物階段を登る2016。」へどうぞ。
雨なので、土合駅前バス停から路線バスに乗って、谷川岳ロープウェイ駅へ向かいました。
JR上越線(上り線)の鉄橋前踏切を渡る。
ここは、「谷川岳山岳資料館」です。バスの終点、谷川岳ベースプラザから少し先へ進むこと1分の場所ある。ここが、駅ハイスタート地点・受付ポイントです。
受付を済ませ、コースマップ等を取得した。
恒例の缶バッチは、「HB-E300系リゾートビューふるさと」でした。
ここから先の国道291号線は車両通行止めとなる。なので、舗装道路を安全に歩いていくことができます。
ここ、谷川岳登山指導センターから、目的地となる一ノ倉沢までは片道3.3km。今回の駅ハイはこの道を往復するコースです。
緑の木々のトンネルを通るような感じで、自然な感じが気持ち良い。
新緑、緑色がいい感じ。もくもくと歩いていきます。
ここは、「国道291号マチガ沢(旧道)」です。谷川岳登山指導センターから21分。谷川岳からの多くの沢があるうちの1つ。山々をバックに見る眺めはいいよね...の筈だった。
生憎の雨で、眺めは霧で真っ白け。
いわゆる谷川岳からの谷間であり、水が通る沢になっている。ごつごつ石も溜まっているな。
その昔、マチガ沢の出合には三軒程宿があったらしく、畑や墓跡が残っています。清水峠をこえて越後から山道を夕暮れ時に疲れて下ってきた人が、このあたりで灯火を目にして「ああ、町が見える」と喜んで発した言葉がマチガ沢の由来といわれています。
山だけにガクアジサイは映えますな。かわいらしい。
上の写真は、2年前秋に訪れた時のマチガ沢からの山の眺め。晴れていて絶景でした。谷川岳、山から沢をたどり通る冷たい風が気持ち良いのだ。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「雨の中のマチガ沢2016。」へどうぞ。
国道291号線は、森林浴ウォーキングには最適だ。雨ではあるものの、いい空気だ。
このあたりから、不思議な冷気をを感じる事ができる。冷やされた空気が通り、クーラーのような涼風を感じる事ができるかも。
ここは、「国道291号一ノ倉沢(旧道)」です。マチガ沢から20分。一ノ倉沢からの谷川岳岩壁鑑賞を楽しむ筈だが、案の定、霧で全く見えずでした...。残念。
霧との境目あたり、少しだけ岩壁が見える。白い部分、雪が溜まっているね。
当地方の方言で岩や岩壁のことを「クラ」と呼んでいるが、この岩場は、世界でも最も登攀の困難な岩壁の一つに数えられ(グレード6級)、日本アルプスの剱岳、穂高岳とともに日本三大岩場として知られており、谷川連邦随一の岩場であることから「一ノ倉」と名づけられています。
一ノ倉沢と言う事で、谷から流れてきた沢水が流れます。晴れていれば、山頂から吹く冷たい風を浴びる事ができ、とても気持ち良いのだ。
雨でなければ、石場でハイカーたちがお弁当を楽しめます。
清らかな水が流れます。自然だねぇ。
一ノ倉沢からの先は、幽ノ沢、芝倉沢へ行けるが、舗装道路ではなくなる。ブナのしずくという冷たい幽泉を目指すのも良いですよ。
一ノ倉沢の概念図。晴れていれば、山の尾根までくっきりと岩壁を眺める事ができます。
2年前訪れた時の、一ノ倉沢出合(旧道)からの谷川岳岸壁の眺め。いゃあ~、素晴らしいね。
谷川連峰をバックにそびえ立つ谷川岳の岩場は、剣岳、穂高岳とともに日本三大岩場の1つに数えられている。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「一ノ倉沢からの岩壁鑑賞は霧で見えず2016。」へどうぞ。
コースルートはそのまま戻るだけなのだが、雨も降っているし、ここは、電気バスで戻る事にしよう!。谷川岳ベースプラザ~一ノ倉沢間を結ぶ電気ガイトバスに乗車しました。ガイド付きなので、添乗員の方とお話ししながら戻りました。
ちなみに、この乗車詳細レポは、「ガイド付き電気バス(土合口駅~一ノ倉沢)に乗ってみた2016。」へどうぞ。
谷川岳ベースプラザに戻ってきました。基本的には駅ハイのコースはゴールで終了です。せっかく、ここに来たので、雨でも谷川岳山頂へ行ってみよう。
谷川岳登山のベース拠点地になっていて、谷川岳ロープウェイ土合口駅乗り場となっている。
さぁ、谷川岳ロープウェイに乗って天神平へ向かおう!。まずは、正面入口(6階)を入って右側、きっぷ売り場窓口にて乗車券を購入します。
7階のロープウェイ乗場まで歩いていき乗車します。訪れた日は約3分間隔で発車します。
土合口駅を出発しました。土合口駅の標高は746m。あいにくの雨の為、乗客あまりいない。このゴンドラ貸し切り状態だ。
このロープウェイは、「フニテル」と言う。正式には、複式単線自動循環式ゴンドラ。フランス語のFunicullaire(鋼索鉄道)とteleferique(架空索道)の造語で、2本のロープ幅がゴンドラより広いロープウェイの愛称です。
約2400mの道のりを約10分程で結びます。霧でもやって、景色は真っ白けだ...。
途中、滝が見えたぞ。
ロープ2本で支えているので、ほとんど揺れが無い。しかし、霧で真っ白視界悪し...。
標高1319m、天神平駅に到着。案の定というか、当然の事として視界悪し。霧で真っ白けだ。雨が降っていなければちょっとだけ散策も...。いや、止めておこう。
本当は、天神平からさらにペアリフトに乗って天神峠へ向かいたかったが...。この天候じゃぁ...断念。
この天候でも、ペアリフトは営業していました。乗る人ほとんどいないだろうなぁ。天神峠では、ニッコウキスゲなど綺麗な花が咲いている事でしょう。天神峠の標高は、1502m。
2年前訪れた時は快晴でした。その時の写真です。本当は、写真のように緑の山々が見える天神平からの絶景が眺められる筈だったんだけどなぁ。
雨で外に出ず、ビューテラスてんじんへ行って、レストラン食事してきました。注文したのは、やっぱり、生ビールとカツカレーだ!!。スキー場のレストランでは、必ずカツカレーなんだよね。何故だろう?。
まずは、生ビールでグビッ。ぷはぁ~。うまい。
中は広々としています。インテリアなど欧風な感じなのだ。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「ビューテラスてんじんレストランにて、カツカレーを食べる2016。」へどうぞ。
ロープウェイ降りましょう。こちらは、天神平駅改札口。乗客ほとんどいなく、帰りも貸し切り状態。週末の土日は、待ち行列混雑で乗車に時間がかかる場合もあるので、余裕持って乗車するようにしましょう。
7月という事で、山々は緑色です。晩秋の紅葉時期は、またいいんでしょうね。
まもなく、土合口駅に到着します。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「谷川岳ロープウェイに乗って、霧の中の天神平へ2016。」へどうぞ。
このあとは、土合駅へ戻らず、路線バスで水上駅へ向かいました。始発となる谷川岳ロープウェイバス停から水上駅へ向かうが、既に車内はほぼ満席。天気が悪いけど、週末は混みあいますな。
ちなみに、乗車詳細レポは、「関越交通バス・水上駅~谷川岳ロープウェイ間乗車した2016。」へどうぞ。
水上駅に着いた後、帰りの電車には時間があったので、水上温泉街にある良さげな食事処へ。やってきたところは、窯焼きピザの店「ラ・ビエール」です。水上温泉街にある人気のビザ屋さんだそうだ。訪れた時は、数組待ちだったが待ちましたよ。
さぁ、ピザがやってきたぞ。2種類のピザが楽しめるハーフ&ハーフにしてもらえました。
確か、左側が「ナスとベーコンのガーリック風味」、右側が「マルゲリータ」です。
「ラ・ビエール」は、ピザ専用の窯を使って本場ナポリのピザを目指している。水上の美味しい水で作った生地を楽しめるよ。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「窯焼きピザの店「ラ・ビエール」でナポリピッツアを味わう2016。」へどうぞ。
水上駅に戻ってきました。水上温泉や宝川温泉の玄関駅で、路線バスで谷川岳へ向かう乗換駅でもある。
駅前は温泉まんじゅうなど、お土産屋が建ち並ぶね。
ちなみに、ここでの詳細レポは、「JR上越線水上駅にて2016。」へどうぞ。
帰りの列車はもちろん、SLに乗ろう!。威厳を放つ黒い蒸気機関車、いつ見てもカッコいいね。
水上温泉のイメージキャラクター「おいでちゃん」が見送りに来てくれたよ。
青い12系客車に乗り込み、水上駅をあとにしました。
ちなみに、乗車詳細レポは、「快速SLみなかみ号乗車してきました(水上→高崎)2016。」へどうぞ。
今回の駅ハイ・谷川岳、一ノ倉沢の参加は4回目。山だけに天気は難しいね。列車の手配などをしていたので、雨でも強行参加となりました。気軽な山歩きコースなので、定期的に訪れてみたい場所ですな。
という事で、土合駅からの駅ハイ「谷川岳・一ノ倉沢」ウォーキングレポでした~。
ちなみに、各訪問詳細レポは、以下のリンク先へどうぞ。
- 「日本一のもぐら駅「土合駅」の486段ある名物階段を登る2016。」...はるか地底のプラットホーム。
- 「雨の中のマチガ沢2016。」...霧につつまれほとんど見えず。
- 「一ノ倉沢からの岩壁鑑賞は霧で見えず2016。」...絶景も霧でほとんど見えず。
- 「ガイド付き電気バス(土合口駅~一ノ倉沢)に乗ってみた2016。」...のんびり快適移動。
- 「谷川岳ロープウェイに乗って、霧の中の天神平へ2016。」...フニテルに乗って天神平へ約10分。
- 「ビューテラスてんじんレストランにて、カツカレーを食べる2016。」...スキー場で食べるカツカレーは旨い。
- 「関越交通バス・水上駅~谷川岳ロープウェイ間乗車した2016。」...谷川岳アクセスに便利な路線バス。
- 「窯焼きピザの店「ラ・ビエール」でナポリピッツアを味わう2016。」...水上にある本格ピザ屋さん。
- 「JR上越線水上駅にて2016。」...水上温泉の最寄駅。
- 「快速SLみなかみ号乗車してきました(水上→高崎)2016。」...蒸気機関車、旅情味わう。
さらに、ちなみに、過去開催、谷川岳一ノ倉沢の駅ハイ参加レポは、以下のリンク先へどうぞ。
- 「駅からハイキング「一村一山上越線 初秋の一ノ倉沢岩壁鑑賞ハイキング」に参加してきた(2014.09.13)。」...2014年秋に3回目の参加。
- 「駅からハイキング「一村一山上越線 深緑の一ノ倉沢岩壁鑑賞ハイキング」に参加してきた(2013.07.13)。」...2013年夏に2回目の参加。
- 「駅ハイ「一村一山 上越線紅葉の一ノ倉沢岩壁鑑賞ハイキング」に行ってきた(2011.09.17)。」...2011年秋に初めての参加。
JR東日本・駅からハイキング 「谷川岳一ノ倉沢岩壁鑑賞ハイキング」 2016年7月1日(金)~9月30日(金)開催 所要時間:約3時間30分(見学時間等を含む) 歩行距離:約9km
土合駅→スタート:谷川岳登山指導センター→①国道291マチガ沢→②国道291一ノ倉沢→③岩壁鑑賞ポイント(折り返し)→④国道291一ノ倉沢→⑤国道291マチガ沢→ゴール:谷川岳登山指導センター→土合駅
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