小さな洋風建築、旧田中銀行博物館を訪れた２０１６。

近代化遺産に指定された明治の洋風建築物。

さて、やってきたところは、山梨県甲州市にある旧田中銀行博物館です。旧田中銀行博物館は、松木輝殷が建設した近代化遺産で、明治３０年代初め勝沼郵便電信局舎として建設された洋風建築です。大正９年に山梨田中銀行社屋として改修されました。

入館無料です。早速、館内に入ってみよう。２階建ての建物、階段を昇って２階へ。

建物の外観は洋風だが、２階は和室になっています。銀行の後は、住宅として改修されました。

第二次世界大戦中は田中本家に北白川宮が疎開し、田中銀行は関係者である水戸部孚の住宅として使われていました。

三つ葉葵の箪笥があるんですよ。

２階から外の眺め。正面側は車道が通る。

裏手には、旧田中銀行の土蔵（レンガ倉庫）がある。

１階に降りてきた。頭取の事務机である。そのまま残されている。

部屋内は当時のまま残されているので、写真撮影場所としても利用されている。常駐しているボランティアスタッフの方から、いろいろお話してくれました。冷たい麦茶も頂けて、くつろげたよ。

この模様、まるじゅうと思ったら、実は、田中の「田」を現した模様である。

ここへのアクセスですが、甲州市民バス旧田中銀行前バス停下車目の前です。季節運転の富士急山梨バスの勝沼周遊バスも停車します。

甲州勝沼ワイン巡りのついでに、貴重な歴史的建造物を訪問してみては、いかがかな？。

という事で、旧田中銀行博物館を訪れたレポでした～。

資料裏面。見取り図や説明があり。

資料表面です。

「旧田中銀行博物館」　〒409-1316　山梨県甲州市勝沼町勝沼３１３０－１　TEL:0553-44-3755　開館日：(4-10月)水～日・(11-3月)土～日　開館時間：９時～１６時　入館無料　ＪＲ中央本線勝沼ぶどう郷駅から徒歩約２４分