快速ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)氷見1号に乗車した2016。
走るアートギャラリー。富山県の観光列車に乗ってきたよ。
さて、やってきたところは、富山県高岡市にあるJR氷見線高岡駅です。これから、快速ベル・モンターニュ・エ・メール氷見1号に乗車するぞ。愛称は「べるもんた」。緑色の車体カッコいいね。
運転区間は新高岡駅~氷見駅間で、毎週土曜日2往復運転される臨時快速列車。キハ40形1両編成で、全車指定席だ。定員39名なので、完売売切必至の人気列車だ。
高岡駅の発車標です。「快速べるもんた1号 10:25 氷見 7番のりば」
列車名が長いので、愛称の「べるもんた」で表示。
快速ベル・モンターニュ・エ・メール氷見1号は、北陸新幹線の乗換駅、JR城端線新高岡駅から高岡駅を経由して、JR氷見線氷見駅まで運転される。新高岡駅10時01分発で氷見駅10時55分着。
新高岡駅を出たべるもんた号は城端線の高岡駅ホームに10時04分着。先のホームに停車しているね。このあと、構内をスイッチバックして、氷見線7番線ホームに入線してきます。
できれば、始発の新高岡駅から乗車して高岡駅構内のスイッチバック移動も体験してみたかったけど...。
べるもんたが7番線ホームに入線してくるまでは、まだ時間があるので別の列車の写真を。
JR氷見線普通列車で使用される「忍者ハットリくん列車」だ。忍者ハットリくんの作者、藤子不二雄Aさんは氷見市出身なのだ。
高岡停留所に停車中の、万葉線高岡軌道線。MLRV1000形電車、愛称「アイトラム」だ。
構内スイッチバックして、7番線ホームに10時23分入線してきた。早速、乗り込もう。高岡駅10時25分発車!。
既に指定席完売だったので、車内は満席だ。左側がボックス席、右側が窓側に向いた座席だ。
座席表です。海側の座席は7番から13番になります。
この列車の楽しみは、車内販売「車内サービス」があるのだ。プチ富山湾鮨セット・ほろ酔いセット・地酒3種飲み比べセット等がある。数量限定で、当日注文は可能だが、プチ富山湾鮨セット・ほろ酔いセットは事前にVISIT富山県ホームページにて予約購入が可能だ。
ほろ酔いセット・地酒3種飲み比べセットは、「若駒」・「成政」・「三笑楽」・「曙」・「苗加屋」・「太刀山」から地酒を選ぶ事ができます。
単品で、城端の地ビール「麦やエール」・「はかまエール」がありますよ。
車両先頭には、なんと鮨職人が乗車しています。ここで、直接握って提供してくれるよ。
こちらは、プチ富山湾鮨セット。富山湾のネタのにぎり5貫と氷見はと麦茶つきです。
おぉ、いいねぇ。富山湾で水揚げされる新鮮な魚介類目利きし厳選した旬のお魚を毎日日替わりで提供しています。では、パック。うむ、美味しい~。
こちらは、ほろ酔いセット。富山の地酒1杯選べます。
おつまみはこの4種類。沿線4市の名産品、特産品を盛り合わせたおつまみだ。
こちらは、地酒3種飲み比べセット。6種類の地酒から3つ選ぶ事ができます。今回は、「太刀山」・「曙」・「若駒」をチョイス。
ぷはぁ~、酔うねぇ。
伏木駅停車時、反対ホームにはまたも「忍者ハットリくん列車」が入線。
車内には、井波彫刻が施されています。
世界遺産にも登録された合掌造りや花などを題材に、高度な技術で創作された富山県南砺市の伝統工芸品「井波彫刻」が8作品展示されています。
越中国分駅を過ぎると、富山湾(有磯海)海岸線を走行します。おぉ、海だぁ~♪。
海岸線のカーブがいいね。車窓がとても良いよ。
「ベル・モンターニュ・エ・メール」(Bells montagnes et mer)という名は、フランス語で美しい山と海を意味する。
雨晴海岸、景観の良い所で一時停車してくれます。
穏やかな海。水平線が広がるよ。
雨晴海岸に訪れている人たちから、手をふってくれました。
雨晴海岸の砂浜。
海の水が透明なようだな。
雨晴駅に停車。できれば、ここで、15分くらい停車して途中下車、海岸線砂浜に行けるといいけどな。
乗車記念スタンプです。
地酒を呑んで、まったりです。
車窓が見える窓は大きくなっているので、眺めがいいのだ。最大幅は2m52cm。
車内中央部には、砺波市の伝統工芸品が展示されている。「庄川挽物木地」の茶碗や「越中三助焼」の湯飲みなど、技術が光る逸品を展示。
観光列車という事で、ボックス席のテーブルは良い感じ。
2人席のボックス席。
あっという間に、終点氷見駅に到着。10時55分着。高岡駅からは30分の乗車だ。
べるもんた前面をアップ。行先標が「べるもんた」と表示され愛らしい。
氷見駅ホームでは、特産品やお土産品の販売がありました。
べるもんたパッケージのしろえび小判を購入しました。
氷見駅の駅名標。港町らしいデザインだね。
改札口にて、切符に使用済と押印してもらい頂きました。列車名は、愛称の「べるもんた氷見1号」と印字されています。
「べるもんた」は、全車座席指定車です。乗車券の他、指定席券520円が必要です。
氷見駅改札口前には、べるもんたの記念撮影用ボードがありました。
車内では、乗車記念用のパネルもありますよ。思い出にいかが。
快速ベル・モンターニュ・エ・メールは、土曜は氷見線・新高岡~氷見間、日曜は城端線・高岡~城端間を運行します。人気列車だけに1か月前の発売開始日には購入しておく事をお勧めします。すぐ、指定席は完売してしまいます。
北陸新幹線開業に伴い、北陸の観光列車が次々に誕生。今回乗車したJR氷見線の「快速ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)」の他に、のと鉄道の「のと里山里海号」、JR七尾線の「特急花嫁のれん」があります。
その中で、特急花嫁のれん号にも乗車してきたよ。金沢百万石らしい豪華な列車だね。この列車の乗車レポは、「特急花嫁のれん2号、七尾線豪華観光列車に乗ってきた2016。」へどうぞ。
景観の良い海岸線を走るJR氷見線。観光列車「べるもんた」に乗って楽しんでみるのはいかがですか?。
という事で、快速ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)氷見1号に乗車したレポでした~。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『運転情報』 2016年
【列車名】 快速ベル・モンターニュ・エ・メール1号(べるもんた)
【運転区間】 新高岡 → 氷見
【運転日】 毎週土曜日
【使用車両】 キハ40形
【車両情報】 1両編成(全車指定席)
【1号】 (8362D) 新高岡10:01-10:04高岡10:25-伏木10:39-雨晴10:48-10:55氷見
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告知ポスターです。
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コメント
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さかた~ん!
そ…そんなに飲んだら着くまでに
出来上がってしまうよ~ん
日本海ですね!
日本海って感じの景色ですね。
洒落た名前の洒落た電車もいいね~
地方へ行く楽しみは、やっぱり食と景色だね。
投稿: エルザ | 2016年8月20日 (土曜日) 16時43分
エルザさん、こんにちは。
北陸新幹線に乗ったら、やっぱり日本海ですね。という事で、日本海・富山湾に沿って走る観光列車に乗ってきました。
なかなか切符が取れない列車なので、ラッキーでした。
う~ん、短い時間での日本酒はさすがに、きますね...。
でも、旅行なので気合入れて次へ向かいました。今後も北陸の旅続きます。お楽しみに。
投稿: さかきんぐ(管理人) | 2016年8月20日 (土曜日) 16時56分