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2016年1月17日 (日曜日)

三郷七福神めぐり(早稲田めぐり)をしてきた2016。

地元三郷市の七福神巡りをしてきました。

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さて、平成28年(2016年)正月、三郷七福神めぐりをしてきました。地元、埼玉県三郷市の七福神めぐりは初めてである。まぁ、運動がてら、福の神様めぐりで今年の運勢upだ。

七福神巡りは室町時代に京都で始められました。七難即滅七福即生の福徳の守護神は、インドの三天、中国の三神、日本の恵比寿様で、仏教がインド→中国→我が国へと渡来した道を象徴しています。

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三郷七福神巡りは町の繁栄と家運の隆盛、心身の健康、文化財との繋がりを願って、三郷市内24ヶ寺参加の3コースで生まれました。毎年1月1日元旦から1月7日七草の7日間、9時から16時まで行われています。

『三郷七福神めぐり』 (3コース・全24ヶ寺)

  • 「八木郷・戸ヶ崎めぐり」  (全7ヶ寺)
  • 「彦成めぐり」  (全11ヶ寺)
  • 「早稲田めぐり」  (全6ヶ寺)

今回は、「早稲田めぐり」のコースで七福神めぐりする事にしました。

冬なのに暖かな日が続きます。七福神めぐりした日も日中気温が15度まで上がりました。暑かったです。ある意味、七福神日和かも。では、頑張って巡りましょう。

①【萬音寺】(ばんのんじ) 「寿老人」 三郷市半田1216

場所は県道52号越谷流山線くの字カーブ(交差点)の少し南側(早稲田中学校方向)。

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慶安3年(1650年)に萬勝寺創建。明治42年(1909年)、半田村観音寺と合寺し、萬音寺と称すようになった。真言宗豊山派のお寺で珠光山と号す。本尊は大日如来像。

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階段を登り本堂の左手に、寿老人を祀る。

寿老人は寿老神と書く人もいます。長寿の神様で、老子の化身の神とも言われています。長命、富財、与宝、諸病平癒の神でもあります。人々の安全と健康を守ります。

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弓矢、お守り、交通安全お守り、そして、寿老人湯呑がありました。

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七福神めぐり用にスタンプ台が設置されています。

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七福神めぐり用台紙にスタンプを押印。

三郷七福神めぐり用台紙は、各寺院にて1枚500円にて販売しています。どの寺院もそうなのだが、人がいる気配がない。私は予め、この次に訪れる光福院にて予め台紙を購入してから、七福神めぐりを始めました。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「萬音寺を訪れた2016。」へどうぞ。

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通りすがり。県道越谷流山線沿いを流山方向へ向かいます。

②【光福院】(こうふくいん) 「弁財天・布袋尊」 三郷市早稲田8-15-13

①萬音寺→②光福院まで徒歩約16分(約1.4km)。場所は県道21号三郷松伏線と県道52号越谷流山線が交わる早稲田8丁目交差点近く。

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元和2年(1616年)、流山鰭ヶ崎東福寺の別院として開山。江戸時代に江戸川の河川改修が二度に亘って行われ、現在の地に移転する。当時は七堂伽藍があったといわれていたが、明治元年(1868年)に全焼してしまい、薬師堂の本尊を現在の本尊とする。(開山当時の本尊は不動明王)。

真言宗豊山派のお寺で寳珠山と号す。本尊は薬師如来像。

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こちらが、弁財天。

弁財天は七福神の中で唯一の女神です。愛敬を示し、音楽、弁舌才智、水の神、芸術の神として、古来日本では、市来姫(いちきしひめ)と同一神として信仰されています。

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七福神めぐり用台紙にスタンプを押印。

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光福院では、さらに、布袋尊を祀ります。布袋尊は本堂隣り、事務所玄関中から見る事ができます。

布袋尊は中国五代聖人の一人である弥勒菩薩の化身ともいわれ、大量を表現し、堪忍と和合を教えてくれる神様です。同像は広く親しまれ、崇敬されています。

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光福院では狛蛇を祀る。ぐるぐる巻きのヘビさんです。

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スタンプ押すテーブル前には、七福神めぐりの人の為に、湯茶・飴玉のおもてなしがありました。(スタンプ押印場所は、本堂右手事務所玄関前)。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「光福院を訪れた2016。」へどうぞ。

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県道21号三郷松伏線沿いを金町方向へ進んでいきます。途中、丹後稲荷神社に立ち寄った。

元和元年(1615年)に創建で、創建から400年となる2015年、丹後稲荷神社では鎮座四百周年記念事業が行われました。拝殿が綺麗に塗装されています。

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丹後神社には、萬葉遺跡葛飾早稲發祥地の碑があります。石碑には、『万葉集』の「にほどりの葛飾早稲をにへすとも その愛しきを外に立てめやも」が彫られている。埼玉県指定旧跡。

三郷市を含む江戸川流域の一帯は、万葉集が編纂された8世紀頃には早稲米の産地として知られていたようです。早稲米の田んぼが広がっていたので、早稲田という地名がついたのかな?。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「丹後神社を訪れた2016。」へどうぞ。

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人気つけ麺屋さんである「さなだ」。いつも行列ができているんだよね。ただ、この日は休店日でお休みでした。

③【高応寺】(こうおうじ) 「大黒天」 三郷市早稲田2-14-4

②光福院→③高応寺まで徒歩約17分(約1.5km)。場所は早稲田2丁目住宅街の中にある。

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江戸時代のはじめに大広戸村を開墾した高橋甚左ヱ門夫妻が、学問の誉れ高かった真應院日達上人を招いて八町歩(約25000坪)の田畑を寄進させたところから始まり、代々学問寺として栄えてきました。「子育ての鬼子母神さま」「お宝の大黒さま」がまつられ、受験など学業成就の祈願に訪れるひとが絶えません。

日蓮宗寺院のお寺で長覚山と号す。本尊は三寳祖師像。

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参道を歩き本堂へ。こちらに、大黒天を祀ります。

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七福神めぐり用台紙にスタンプを押印。

大黒天は印度の神様で有福を示し、有徳、財宝、闘戦の神様で、二俵の米俵に立ち糧食を司る神様です。

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境内は日本庭園のような趣だ。お茶を頂きたい感じ...。

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池や小さな滝もあります。

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天気の良い日は、ここでのんびりくつろぎたいものですな。茶菓子と共に。

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市の保存樹木であるクロマツ。見事な樹木です。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「高応寺を訪れた2016。」へどうぞ。

④【円光院】(えんこういん) 「福禄寿」 三郷市南蓮沼614

③高応寺→④円光院まで徒歩約20分(約1.7km)。場所は新三郷浄水場の南側に位置する。

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円光院は、祐秀が明暦年間(1655-1657)に起立したといいます。

真言宗豊山派のお寺で蓮沼山と号す。本尊は阿弥陀如来像。

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こちらが、円光院の本堂です。

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円光院の七福神は福禄寿を祀る。

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七福神めぐり用台紙にスタンプを押印。

福禄寿は中国の神様で、人名と言うより、中国道教の理想である幸福、俸禄の意味をもち南極老人星と化現として現れた神とされています。(大望、長命)。

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本堂正面からまっすぐ伸びるあぜ道は、円光院旧参道のようです。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「円光院を訪れた2016。」へどうぞ。

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片側2車線の新和吉川線を三郷中央駅方面へ進む。

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総合体育館前ポケットパーク整備工事が行われています。

⑤【草庵寺】(そうあんじ) 「恵比寿」 三郷市谷中99

④円光院→⑤草庵寺まで徒歩約29分(約2.4km)。場所は島忠ホームセンター(シマホ)東側TX高架先に位置する。

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草庵寺は、高城下総守の家人で、谷中を開発した石井総右衛門源政同が創建したといいます。

真言宗豊山派のお寺で光明山と号す。本尊は阿弥陀如来像。

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本堂目の前に、恵比須様が祀られています。

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七福神めぐり用台紙にスタンプを押印。

恵比須神はイザナギノミコトの第三子蛭子尊ともいい大国主命の御子とも伝えられています。(清廉、漁業、商売繁盛、交易)の神様と言われ、エビス顔と言われるように尊顔です。

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本堂右手には、大師堂があります。

先に見える高架は、つくばエクスプレスです。

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こちらは、石井家墓所。当家は天正18年より代々にわたり堂宇建立をはじめ当山の寺門興隆に多大なるご尽力をいただいたとの事。

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住宅街、狭い路地の中にある。大きな木だな。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「草庵寺を訪れた2016。」へどうぞ。

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こちらは、谷中稲荷神社。左手には、日枝神社天神社がある。

⑥【興禪寺】(こうぜんじ) 「毘沙門天・弁財天」 三郷市幸房1073

⑤草庵寺→⑥興禪寺まで徒歩約4分(約0.4km)。場所は県道21号三郷松伏線沿い東武バス市助バス停から少し北に位置する。

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興禪寺は、埼玉県道21号三郷松伏線沿いに位置します。江戸八十八カ所の1つでもある。

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興禅寺は、慶8年(西暦1603年)、現在の千葉県松戸市中金杉の廣德寺9世 快笑梵せき大和尚により開かれました。開基は江戸京橋竹町(屋号)長門屋の当主である楢崎庄兵衛氏。

村の小さなお寺であった事や、開山以降に何度か火災に合い細かな資料は残ってていない。現在の本堂は、檀信徒の皆様の協力のもと、平成10年に現住職(21世)によって建て替えられました。

曹洞宗のお寺で圓通山と号す。本尊は釈迦無尼仏。

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立派な山門ですね。では、中へ入ります。

実は、七福神はこの本堂ではなく、この右側を進み北側へ移動します。

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七福神はこちらに祀られています。

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興禪寺には、毘沙門天・弁財天を祀ります。

七福神めぐり用台紙にスタンプを押印。

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毘沙門天は印度の神様で、多聞天とも言われ仏教四天王の一人です。左手の塔は八万四千の法蔵、十二部経の文義を具し、右手の宝棒は悪霊を退散させ財宝を授けるといいまう。

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弁財天は七福神の中で唯一の女神です。愛敬を示し、音楽、弁舌才智、水の神、芸術の神として、古来日本では、市来姫(いちきしひめ)と同一神として信仰されています。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「興禪寺を訪れた2016。」へどうぞ。

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せっかく天気が良いので、におどり公園へ行ってみた。第二大場川にかかる橋からの眺めだ。

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この正面先がつくばエクスプレス三郷中央駅。駅周辺は、大きな高層マンションがそびえ立つ。TX開業当時は、何も無かったのになぁ...と懐かしむよ。

ちなみに、ここでの詳細レポは、「七福神めぐりを終え、におどり公園へ2016。」へどうぞ。

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三郷七福神めぐり・早稲田めぐりコース、全ての七福神をまわってきました。

①萬音寺から⑥興禪寺までは約7.4kmの行程だ。所要時間は、徒歩だと約2時間、自転車だと約1時間15分でしょう。

七福神めぐりで、2016年良い年にしていきましょう。という事で、三郷七福神早稲田めぐりしてきたレポでした~。

ちなみに、各所立ち寄り寺院の詳細レポは、以下のリンク先へどうぞ。

さらに、ちなみに、三郷七福神めぐり他のコースレポは、以下のリンク先へどうぞ。

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