結城家御廟を訪れた2015。
結城氏歴代の霊を祀った墓。
さて、やってきたところは、茨城県結城市にある結城家御廟です。結城家初代朝光から16代政勝まで、また、妙仙・明朝・無銘2基の花崗岩製の五輪塔が20基並んでいます。
御廟は周囲に堀を備え、塚状に土を盛り、土塁をめぐらし、床面には大谷石が敷き詰めてあります。また塚全体に玉石を並べるなど排水に細心の注意が施されています。
かつてこの地は、小塙・乗国寺末の福聚山慈眼院という曹洞宗寺院の境内で、結城氏歴代の御廟としてふさわしいものでした。
戦国時代の結城家十六代政勝は、鎌倉時代からの名門結城家の将来を託した嫡子・明朝に先立たれ、世の無常を感じてか、出家し、自ら大雲藤長と名乗り有髪の僧となり、天文22年(1553年)慈眼院を創建しました。
説明が設置されています。誰の墓か、図で位置を示している。
慈眼院八尺堂観音がある。ここに、本尊や観音様を祀る。
集会所の裏手には、八尺堂朝日観音旧所在地の碑があります。
結城家御廟へは、こういう細い道を通って行きます。
写真右手に見える大谷瀬町集会所の裏手に結城家御廟があります。近くの目印と言えば、鉄塔や松月院になるでしょうか...。見つけるのに、ちょっと難しいかも。
という事で、結城家御廟を訪れたレポでした~。
ちなみに、ここを訪れたのは、ウォーキングイベントに参加した為。そのレポは、「駅からハイキング「結城家ゆかりの地を巡ったら、結城の地酒で乾杯しよう!」に参加してきた(2015.10.03)。」へどうぞ。
「史跡 慈眼院 結城家御廟」(ゆうきけごびょう) 〒307-0001 茨城県結城市結城2709 JR水戸線東結城駅から徒歩約10分
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