八幡神社(櫻野八幡宮)を訪れた2015。
奉納相撲が行われた氏家の鎮守神。
さて、やってきたところは、栃木県さくら市にある八幡神社です。櫻野八幡宮とも言うようだ。古い歴史を持つといわれる八幡宮であるが、現在の姿になるのは江戸時代に入ってからである。
参道両脇には、狛犬が鎮座する。
参道を進むと拝殿があります。
拝殿の裏手、本殿へ。
本殿は間口6尺(180cm)奥行き10尺(300cm)総欅白木造りで、鳳凰や当時珍しい大象そして鯉が滝を登り、竜となる登竜門を三方に彫り廻らした彫刻などで飾られている。
江戸後期の寺社建築として優れている他に、文政元年(1818年)に宇都宮の高田仲衛門等宮大工によって着手されたことや、儀式、祝宴、群衆などを描いた絵馬「本殿上棟式図」に見る文政5年(1822年)の上棟式、文政9年(1826年)に行われた遷宮式典の様子など、年代、作者、諸記録が明確なことでも重要である。
境内には大きな土俵があります。ブルーシートで覆われているようだが...。この地で行司が出たという事で、その方の功績を讃えて奉納相撲を行うようになったそうです。
八幡宮には、本殿の他に多くの奉納絵馬があるが、そのうち上記絵馬の他に、「大相撲図」、小宅文藻筆「鶏図」、菊池愛山筆「暖燗紅葉図」の4図が市指定文化財である。
八幡宮の最初の鳥居。ここから次の鳥居までは、ふつうに住居地域となっている。
という事で、八幡神社(櫻野八幡宮)を訪れたレポでした~。
ちなみに、ここを訪れたのは、ウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「いにしえの誘い ~奥州街道と古雛・つるし飾りをめぐる早春のハイキング」に参加してきた(2015.02.28)。」へどうぞ。
「八幡神社」(櫻野八幡宮) 〒329-1312 栃木県さくら市桜野1505 JR宇都宮線氏家駅から徒歩約16分
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コメント
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全国に八幡宮は2万社あると聞きますが、こんなお花見に相応しい名前の八幡は珍しいですね!地元の方はもっともっと神社の周囲に桜の木を植えたらいいのにと思います。
投稿: RW | 2015年3月26日 (木曜日) 21時06分
RWさん、こんばんわ。
確かに、市名もさくら市で町名も桜野と「さくら」の名が付く地区ですからね。
ちなみに、「櫻野」の語源は、接頭語の「さ」、浸食地を意味する抉るより転じた「くる」、沼から転じた「の」を続けて呼んだ「さくるの」が転訛したものと考えられているそうです。
投稿: さかきんぐ(管理人) | 2015年3月26日 (木曜日) 22時25分