織田宗家ゆかりの国の名勝、楽山園を訪れた2014。
群馬県初の国の名勝指定庭園です。
さて、やってきたところは、群馬県甘楽町にある楽山園です。(らくさんえん)。2年ぶり2度目の訪問です。残念ながら、大雨です。
でも、見事な大名庭園ですな。築庭は織田信雄。織田信長の次男である。名前の由来は「論語」の「智者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」の一文から採ったものである。
入口は番所のようだ。入園料は300円。左手の事務所にて支払いします。では、入ってみよう。
こちらは、拾九間長屋。藩邸の使用人たちが暮らしていました。建物内には、展示スペースや映像放映などがありました。まずは、この中でのビデオ映像で、楽山園について学習しよう。
楽山園は、池泉回遊式の借景庭園で、「戦国武将庭園」から「大名庭園」へと移行する過度期の庭園と位置づけられ、京都の桂離宮と同じ特色があります。
小高い丘に2つの茶屋があります。右上の梅の茶屋に行ってみよう。
ちなみに、左の小屋は腰掛茶屋で珍しい五角形の形をしています。
梅の茶屋は、屋根が茅葺、庇がコケラ葺きの建物です。藩主が休憩したり庭園の景色を楽しみました。
座敷にあがり、殿様・姫君気分で庭園風景をお楽しみください。と書いてあるが、服がびちびちょ濡れているので、部屋に上がるのは自粛した。
先には、甘楽ふるさと館が見えます。
弓道場も見えました。弓道の練習中でしょうか。
緑の芝生庭園が広がります。
雨なので、観光客は数人しかいませんでした。
青空晴れていたら、いい眺めなんだけどね。山付近はもやっている。
山々が見える中、のんびり庭園を眺めていたいものだなぁ。
ちなみに、上の写真は2年前に訪れた時の景色。晴れていると、緑の芝生や緑の山々がキラキラ映えるよ。
江戸時代は小幡藩がこの一帯を治めました。
という事で、名勝楽山園を訪れたレポでした~。
ちなみに、過去訪問時レポは、以下のリンク先へどうぞ。
- 「名勝楽山園を訪れた2012。」...2012年に初めて訪れた。快晴でとても良い景観でした。
さらに、ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「世界遺産・富岡製糸場と織田家の城下町・甘楽を歩く」に参加してきた。」へどうぞ。
「楽山園」(らくさんえん) 〒370-2202 群馬県甘楽郡甘楽町小幡648-2 TEL:0274-74-4795 9時~17時(11~2月は16時まで) 休園日:年末年始 観覧料:300円(中学生以下は無料) 無料駐車場有り
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