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2014年10月21日 (火曜日)

雄川堰に沿って、養蚕農家の町並みを散策2014。

小幡城下を貫いている雄川堰の水路は、昔潅漑のほか陣屋や武家屋敷の生活用水としたもので異色である。

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さて、やってきたところは、群馬県甘楽町にある雄川堰です。(おがわぜき)。雄川堰は8代、152年にわたり小幡藩を統治した織田氏が1642年に完成させたとされる水路。

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玉石を積み重ねた構造で、県道下高尾小幡線に沿って現存しており、住民が水を利用できるように所々に洗い場が設けられている。

各所に芋車が設置され、水の流れを利用して、里芋・じゃが芋・人参等の野菜を洗い、毎日の食生活に利用されていたんだそうだ。

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堰の水は武家屋敷や養蚕農家建造物群が残る小幡地区の町並みの中を網目状に流れ、一部は国名勝の大名庭園「楽山園」にも注ぎ込んでいるそうだ。

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蔵があり養蚕業として栄えていたのだろう。こういう昔ながらの雰囲気は、残していって欲しいものですね。

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訪れた日は大雨で、増水して水流多し。

現在は、日本百名水選の1つに数えられている。春にはソメイヨシノ56本桜並木が続く。花見に風情があって良さそうな景観だな。

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こちらは、お休み処信州屋。時間があったら、ちょっと立ち寄ってみたかったけど..。またの機会に。

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大手町交差点に出ると、左手には町営無料お休み処、右手には甘楽町歴史民俗資料館がある。

歴史民俗資料館の建物は、大正15年、製糸工場甘楽社小幡組の繭倉庫として建築されました。町指定重要文化財。

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雄川堰は名水百選の他、疏水百選や土木学会選奨土木遺産にも選定されている。町指定重要文化財として、これからも残されていくのであろう。

という事で、雄川堰に沿って、養蚕農家の町並みを散策したレポでした~。

ちなみに、過去訪問時レポは、以下のリンク先へどうぞ。

さらに、ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「世界遺産・富岡製糸場と織田家の城下町・甘楽を歩く」に参加してきた。」へどうぞ。

「雄川堰」(おがわぜき) 群馬県甘楽町小幡

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