寅薬師を立ち寄った2014。
浦和区文化の小経。目を治すとして信仰されている薬師堂を訪れました。
さて、やってきたところは、埼玉県さいたま市浦和区にある寅薬師です。寅薬師の由来は、徳川広忠が鳳来寺(愛知県)本尊の薬師如来に祈願したところ、天文11年(1542年)寅年、寅刻に家康が生まれ、同時に寺の薬師堂から寅神(真達羅大将)が騒然と消えたという伝説から、鳳来寺本尊を「寅薬師」と呼んだといわれています。子授け、安産の仏として信仰されています。
ここ寅薬師堂は、高野家先祖の重兵衛が江戸時代初期に高野山からお招きし、御倉山にお堂を建て祀りましたが、昭和初期の耕地整理で岸町六間道路の用地となり、この場所へ移転しました。
薬師如来は、病気を治癒し、延命・長寿に導く仏でもありますが、『日本霊異記』に、盲目の女性が薬師如来に願掛けをし、目が見えるようになる逸話があることからも、寅薬師は特に目の病を治す仏として信仰されました。
めめと書かれた絵馬がいっぱい掛けられているね。眼病平癒・視力回復の祈願です。
寅薬師堂の裏手には、小さな神社があります。
石柱の御詠歌には「あさぼらけ とらのかしらにゆめさめて るりのひざしを みるぞうれしき」とあります。またここは、足立十二薬師の十一番礼所でもあり、寅年には御開帳されます。
という事で、寅薬師を立ち寄ったレポでした~。
ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「浦和のまち ぶらり歩き」に参加してきた。」へどうぞ。
「寅薬師」 〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-9-5 JR浦和駅西口から徒歩約9分
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