高麗家住宅を訪れた2014。
江戸時代初期を代表する民家として、国の重要文化財に指定されています。
さて、やってきたところは、埼玉県日高市にある高麗家住宅です。高麗家住宅は高麗神社の神職を代々勤めてきた高麗氏の住宅です。建物の規模は桁行14.8m、梁間9.5mをはかります。屋根は入母屋造りで、茅で葺いています。
高麗家住宅の隣りには、見事なシダレザクラがあります。3月末ころが見頃との事。4月に入り、既に散ってしまいましたね。
間取りは五室と土間からなっています。表側にある「おもてざしき」は21畳の板敷きで、押し板を備え、前面には格子窓を付けています。
「四帖」は「おく」の間の控えの間としての役割を持ち、「おく」には「とこ」が設けられています。「かって」の板の間にはいろりがきられ、土間の奥にかまどがあります。
高麗家住宅の裏には、幽栖門があります。
日本庭園になっていて、池があります。鯉がいっぱい泳いでいるな。
近づくとコイがバチャバチャ集まってきます。エサが欲しい?。
建築年代は高麗家に伝わる文久3年(1863年)の絵図面に、慶長年間(1596~1615)に建てられたとの伝えがあると記されています。建築形式や構造手法からおよそ17世紀後半頃と考えられています。
昭和51年(1976年)~52年にかけて、建物の全解体による根本的大修理が行われました。現在の姿は、その修理工事の際に建築当時の姿を復元してものです。
高麗神社と高麗家住宅の間の通路沿いには、桜が咲いていました。
綺麗な桜の花びらですね。
という事で、高麗家住宅を訪れたレポでした~。
ちなみに、関連記事は、以下のリンク先へどうぞ。
- 「高麗神社を訪れた2014。」...高麗家住宅に隣接して神社があります。
「高麗家住宅」 〒350-1243 埼玉県日高市新堀850 入場無料(外観のみ)
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