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2014年3月29日 (土曜日)

陰から陽へ、偕楽園の歩き方2014。

陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ。

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さて、やってきたところは、茨城県水戸市にある偕楽園です。こちらは、好文亭表門です。創建当時の偕楽園には東門はなく、表門(正門)から入るのが一般的でした。

表門からは、陰の世界から陽の世界へ、正しい順路で歩けば、偕楽園本来の姿を知る事ができるそうだ。という事で、正門から歩いてみよう。まず、陰の世界への入口だ。

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表門をくぐると、すぐ、一の木戸があります。二ノ門の役割を果たしている。

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一の木戸をくぐると、孟宗竹林(もうそうちくりん)だ。幽遠閑寂な「陰」の世界が広がります。それにしても、高さのある竹だね。

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散策路を崖下の方へ降りて行くと清冽な吐玉泉があります。

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大森杉などに覆われた森の小道を歩いていくと、中門があります。

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中門を抜けると急に明るくなり、好文亭に到着します。ここからは、「陽の世界」が広がります。好文亭は有料です。190円。では、中に入ってみよう。

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好文亭は徳川斉昭自ら設計したもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成り、各所に創意工夫と酒脱さを感じさせます。

見事な庭園だね。

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3階の楽寿楼に上がりました。おぉ、いい眺めだなぁ。先には、見晴広場が広がります。

斉昭は、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催したそうだ。

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先は千波湖が一望できる「陽の世界」だ。よく見てみると、噴水が上がっているな。

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ちょうど梅の季節。ピンク色の梅の花が見事に咲き誇っています。上から眺めるのも、いいものだねぇ。

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好文亭に咲いていた梅の花。まだ蕾もあったが、かわいらしい形をした花びらが和みますなぁ。

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園内には、偕楽園の歩き方 ~表門ルート 陰から陽へ~のパンフレットが置いてあります。初めての人は、これがあると助かるでしょう。

という事で、偕楽園、陰から陽へ散策したレポでした~。

ちなみに、偕楽園関連レポは、以下のリンク先へどうぞ。

「偕楽園」 〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1 好文亭 9時~17時(2/20~9/30) 190円

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