陰から陽へ、偕楽園の歩き方2014。
陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ。
さて、やってきたところは、茨城県水戸市にある偕楽園です。こちらは、好文亭表門です。創建当時の偕楽園には東門はなく、表門(正門)から入るのが一般的でした。
表門からは、陰の世界から陽の世界へ、正しい順路で歩けば、偕楽園本来の姿を知る事ができるそうだ。という事で、正門から歩いてみよう。まず、陰の世界への入口だ。
表門をくぐると、すぐ、一の木戸があります。二ノ門の役割を果たしている。
一の木戸をくぐると、孟宗竹林(もうそうちくりん)だ。幽遠閑寂な「陰」の世界が広がります。それにしても、高さのある竹だね。
散策路を崖下の方へ降りて行くと清冽な吐玉泉があります。
大森杉などに覆われた森の小道を歩いていくと、中門があります。
中門を抜けると急に明るくなり、好文亭に到着します。ここからは、「陽の世界」が広がります。好文亭は有料です。190円。では、中に入ってみよう。
好文亭は徳川斉昭自ら設計したもので、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿から成り、各所に創意工夫と酒脱さを感じさせます。
見事な庭園だね。
3階の楽寿楼に上がりました。おぉ、いい眺めだなぁ。先には、見晴広場が広がります。
斉昭は、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催したそうだ。
先は千波湖が一望できる「陽の世界」だ。よく見てみると、噴水が上がっているな。
ちょうど梅の季節。ピンク色の梅の花が見事に咲き誇っています。上から眺めるのも、いいものだねぇ。
好文亭に咲いていた梅の花。まだ蕾もあったが、かわいらしい形をした花びらが和みますなぁ。
園内には、偕楽園の歩き方 ~表門ルート 陰から陽へ~のパンフレットが置いてあります。初めての人は、これがあると助かるでしょう。
という事で、偕楽園、陰から陽へ散策したレポでした~。
ちなみに、偕楽園関連レポは、以下のリンク先へどうぞ。
- 「第118回水戸の梅まつりに行ってきた2014。」...偕楽園は梅まつりが開催中でした。
- 「駅からハイキング「水戸の歴史景観めぐり!梅とお酒と下町探訪」に参加してきた。」...偕楽園などをめぐるウォーキングイベントに参加してきました。
「偕楽園」 〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1 好文亭 9時~17時(2/20~9/30) 190円
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