駅からハイキング「梅の花とはけの道を楽しむ公園のまち小金井ハイキング」に参加してきた(2014.03.02)。
梅の花が咲く小金井公園をめぐり、はけの小路を経て、野趣溢れる野川周辺をのんびりハイキング。
さて、JR中央線に乗ってやってきたところは東小金井駅です。高架の綺麗な駅だな。週末恒例の駅ハイに参加です。今回は、2014年2月12日(水)~3月11日(火)の期間限定開催、駅からハイキング「梅の花とはけの道を楽しむ公園のまち小金井ハイキング」です。
改札口を出ると、駅直結のショッピングエリア「nonowa東小金井」があります。2014年1月27日にオープンとできたてホヤホヤだ。まちの総合案内サービス「nonowa 東小金井コンシェルジュ」にて受付です。会員番号・名前を記入し、コースマップ等を取得した。
東小金井駅北口です。今どきの高架駅舎だなぁ。初めて、東小金井駅を下車したよ。
ちなみに、受付時にゲットした恒例の缶バッチは、255系 しおさい わかしお さざなみ などでした。
今回は、小金井市をぐるりまわる約10kmのウォーキング。傘をさすがどうかの微妙な天候だが、頑張って歩きましょう。
梶野通りを北方向へ歩いていきます。右手には、東京電機大学中学校・高等学校があります。
途中、庚申塔が祀られていました。
五日市街道沿いにでました。道沿いには、玉川上水が流れます。木々や草は、もうそのまんま。見た目景観的には微妙だが、歴史ある水路なのだ。
当初、玉川上水は、東京都羽村から新宿へ約43kmあったが、昭和40年頃以降小平監視所より下流は水がとだえた。しかし、清流復活事業により再び水が流れるようになりました。
五日市街道と玉川上水の間は、土の遊歩道となっている。
玉川上水は、約330年前(承応2~3年)江戸の飲料水供給のために造られた上水路。飲料水の役割の他、武蔵野台地の各地に分水され、灌漑用水・水車の動力として大きな役割を果たしました。
歩道橋から玉川上水を眺める。ずっ~っと、まっすぐ続いているね..。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「玉川上水(小金井地区)を散策2014。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「都立小金井公園」です。東小金井駅から26分。面積約80haの広大な敷地は、都立公園の中でも最大の規模を誇る。東京ドーム17個分だ。
正門口を入ると、花壇には色とりどりの花たちがお出迎えだ。
では、園内をぐるり散策してみよう。ここは、こどもの広場。広々とした空間が広がるね。周囲はサイクリングコースとなっている。
ここは、ソリゲレンデ。へぇ、こういう施設があるんだ。
雑木林の中にも、サイクリングコースがある。ほぅ、ここを走ると気持ち良さそうだな。
サイクリングコースと道路が交差します。一時停止「止まれ」の標識があるぞ。
ここは、ふたつ池。木々が水面に反射している。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「小金井公園を訪れた前編・東側広場めぐり2014。」へどうぞ。
こちらは、小金井公園中央部にある木。大きな幹で、しかも枝が横に伸びているな。
落ち葉が敷き詰められている先は、いこいの広場です。
小金井公園には梅林があります。約100本の梅が植えられていて、2月になると、梅のほのかな香が漂うようになります。
肝心の梅の花は、咲き始めというところか。3分咲きから5分咲きくらいかな?。まだまだ、小さな蕾はいっぱいあるが、綺麗な咲いた花びらもあり。白く、綺麗な花びらだなぁ。
こちらは、ピンク色の花びらをした梅だね。これまた、いい感じだね。雨の雫がまた良し。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「小金井公園を訪れた後編・梅の花咲く2014。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「江戸東京たてもの園」です。墨田区両国にある東京都江戸東京博物館の分館。失われていく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で、小金井公園内に設置された野外博物館だ。
入口は、このビジターセンターになる。この建物は、昭和15年(1940年)に皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために仮設された式殿です。旧光華殿。
江戸東京たてもの園は、今回のウォーキングのチェックポイントとなっている。
おぉ、駅ハイ専用のスタンプが用意されている。では、ポチっと。
コースマップにチェックポイントスタンプを押印します。デザインは、E5系はやぶさだ。
では、江戸東京たてもの園、園内見学してみよう。受付で入園料を支払います。大人400円だが、駅ハイ参加特典で団体料金320円になった。チケット見てみると、「駅ハイキング」と印字されている。ほほぅ。
ちなみに、チケットにもプリントされているキャラクターは、マスコットキャラクター「えどまる」です。虫をテーマに、映画監督・宮崎駿さんにより制作された。
まずは、西ゾーンから。こちらは、前川國男邸。昭和17年(1942年)品川に建てられた自邸。戦時体制下、見事な建物を竣工させた。
こちらは、綱島邸。広間型の間取りを持つ茅葺きの民家です。囲炉裏に火を焚いていました。中に入り、あったか、くつろぎました。
こちらは、デ・ラランデ邸。立派な洋館ですな。明治43年(1910年)新宿に建てられた。
こちらは、いすゞTSD43。TS11型を改良した4輪駆動車で、いわゆるボンネットバス。山梨のバス会社にて使用されていた。見た目、都営バス仕様になっているが、これは映画撮影用に塗り替えられたものです。
センターゾーンにやってきた。こちらは、旧自証院霊屋です。お振の方(家光の側室)を供養する為に建立した霊屋です。慶安5年(1652年)市ヶ谷。
樹林ゾーンがあり、散策ができるようになっている。野鳥がいるかも。
東ゾーンにやってきた。こちらは、都電7500形。昭和37年(1962年)製造。この路面電車は、渋谷~新橋~神田を走行していたようだ。
おぉ、なんか撮影場所のような感じだな。レトロな時代へタイムスリップ。
通りの奥には、子宝湯がある。昭和4年(1929年)足立区千住の建物。
こちらは浴場。実際、使用できるのかな??。宮崎駿監督作品の映画「千と千尋の神隠し」の作画には、たてもの園の銭湯や下町の商家建築のデザインが参考にされたらしいです。
この蔵のような建物は休憩棟。1階は無料休憩所で、2階は食べ物処「蔵」があります。ちょいと、お食事行ってみよう。
食べ物処「蔵」は、武蔵野の伝統の味を伝える手打ちうどんや日替わり弁当を提供しています。
で、注文したのは、武蔵野うどん・大盛。手打ちだけに、麺の太さはバラバラ。なので、食感も楽しめるよ。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「江戸東京たてもの園を訪れた2014。」へどうぞ。
小金井公園の西側は、桜の園です。半月後には、桜が満開で賑やかになるんだろうな。小金井公園の桜は、園内に50種類、約1700本の桜がみられ名所となっているとの事。花見に良さそうだね。
いゃあ、小金井公園ぐるりと満喫してきました。では、ウォーキング再開です。
玉川上水の南側の遊歩道を歩いていきます。この辺りは市街地なだけに、橋が多く設置されている。
名勝小金井櫻の碑がありました。玉川上水の水路沿い(上水桜通り)は、桜の名所として市民に親しまれているそうだ。
玉川上水を離れ、東大通り(都道247号線)を南方向へ歩いていきます。左手には、法政大学小金井キャンパスがある。
JR中央線の高架化が完了し、東町踏切が撤去されました。ちょうど、特急あずさ号が通過していった。
こちらは、栗山公園。ここで、右折します。
東京農工大工学部小金井キャンパス前を通り過ぎる。
住宅街、狭い道を通ると雰囲気ある入口が。これは、はけの森美術館喫茶棟への入口のようです。敷居が高い?。
こちらは、はけの森美術館。小金井公園から47分。訪れた日は、週末だと言うのに何故か休館日になっていた。う~ん、門が閉まっていた。入館できず...。
コースポイント箇所目は、「美術の森緑地の湧水」です。はけの森美術館の裏庭には、湧水が出ていて、その水がはけの小路の水路へ流れている。東京の名湧水57選に選ばれている。
肝心の湧水はどこに。美術館の裏庭にあるようだが...。(自由に中に入れる?)。休館日なので所在わからず。がっかし。
コースポイント箇所目は、「はけの小路」です。美術の森緑地から湧き出る湧水を野川に流す水路に沿った遊歩道です。入口には石碑があるね。
このあたりは、急斜面が広がる。この付近の崖は「はけ」と呼ばれているので、はけの小路と名付けられている。
ちょいと散策してみよう。小さな水路がささやかに流れています。歩道は石畳になっていて、和の空間のような感じが味わえる。
おっと!、大きな木がせり出しているぞ。背をかがめて通り抜けます。
はけの小路完歩。まっ、徒歩1~2分くらいの距離です。住宅街の中にこんな小路があるなんて、気が付かないよね。
ジブリの映画「借りぐらしのアリエッティ」で、本作のクライマックスシーンは、ここ、はけの小路が舞台・参考にされたようです。おぉ、そうなんだ..。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「水路に沿った遊歩道「はけの小路」を散歩2014。」へどうぞ。
さらに、細い小路が続きます。車止が設置されているな。
なんか地面にトゲトゲの物体が...。よく、見てみると栗でした~。ちょっと、びっ栗!..ビックリ...。
この小路、野川沿いに出ます。地元の人じゃないと、使わない道だろうな。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「小路を通ると、地面に落ちているのはびっクリ?。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「野川」です。はけの小路から2分。国分寺市から世田谷区へ流れる1級河川だ。野川の北側に並行して、河岸段丘である国分寺崖線がある。「ハケ」と呼ばれる崖の斜面からは清水も多く湧き出ている。
おっ、タヌキさんがいたぞ。ポン♪。
この付近は、両岸とも住宅街になっていて、静かな雰囲気。階段があるから、下に降りられるんだな。
水量が少ないのかな。1級河川なのに、とても浅い川だ。でも、水面は透明できれいだな。
小金井新橋を渡ると、武蔵野公園の芝生が広がります。
傘を差すか畳むか微妙なところ。気温も下がってきたな。
野川沿いの遊歩道も、あと2~3週間で桜が満開になるでしょう。桜並木の歩道散策もいいな。
野川を渡る鉄橋。西武多摩川線、新101系白い電車が通り過ぎました。
この先進んでいくと、野川公園になるのだが、ウォーキングルートはここから北方向ゴールへ向かいます。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「野川沿いを少し歩いた2014。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「二枚橋」です。野川にかかる橋。一応、コースポイント。
西武多摩川線新小金井駅です。両方の列車が停車中。
踏切を渡ります。駅のホームと改札口間は踏切を渡って移動なんだね。
新小金井駅前の商店街通りを進んでいく。
東小金井駅南口商店街の通りを進んでいく。
ゴールとなる東小金井駅南口に到着。二枚橋から24分。ふ~。東小金井駅をスタートし、ゴールに戻ってくるまで、3時間37分かかりました。
ゴール受付も、nonowa 東小金井コンシェルジュにて。
【今回のウォーキングデータ】 歩行歩数:20624歩 消費カロリー:1093.9kcal 消費脂肪量:156.2g 歩行距離:15.88km 歩行時間:3時間1分 平均時速:5.26km/h エクササイズ量:11.3Ex
帰りも中央線で。車両はE233系ですな。
さて、お土産は..。東小金井駅、駅ナカにオープンしたココフランnonowa東小金井店にて、デニッシューを購入した。190円。うむ、美味しい♪。
今回の駅ハイ参加で、今シーズン(2013年度)参加回数は22回目、駅ハイポイントは2ポイント加算して、合計54ポイントになりました。
今回のコースは、予定では2月11日開催の通常コースに参加予定だったが、先日の記録的な大雪だったため、中止になってしまった。翌日、2月12日からは期間限定コースも開催予定だったが、再びの降雪の影響もあって、2月24日まで中止で2月25日からの開催となった。雪の為に約2週間も中止になるとは、東京で雪が降ると大変なことになるなぁ。
今回は、楽しみにしていた小金井公園を散策できて良かった。たてもの園も見学できたしね。心残りは、緑地の湧水を見る事ができなかったのが残念だったな。それでも、緑が多い小金井散策は良かったです。
ちなみに、関連詳細記事は、以下のリンク先へどうぞ。
- 「玉川上水(小金井地区)を散策2014。」...水路復活整備。桜の名所でもある。
- 「小金井公園を訪れた前編・東側広場めぐり2014。」...いろんな広場があり。
- 「小金井公園を訪れた後編・梅の花咲く2014。」...梅咲き始めでした。
- 「江戸東京たてもの園を訪れた2014。」...昔の東京の建物を移築・復元。
- 「水路に沿った遊歩道「はけの小路」を散歩2014。」...ジブリ作品の背景に登場。
- 「小路を通ると、地面に落ちているのはびっクリ?。」...今時期に栗が落ちていて。
- 「野川沿いを少し歩いた2014。」...市民の親水公園。
JR東日本・駅からハイキング 「梅の花とはけの道を楽しむ公園のまち小金井ハイキング」 2014年2月12日(水)~3月11日(火)実施(毎週月曜を除く) ※雪の為、2/12~24は中止 ・ 2/11開催日指定の当コースも雪の為中止 歩行時間:約2時間30分(見学時間等を除く) 歩行距離:約10km
スタート:東小金井駅→①都立小金井公園→②江戸東京たてもの園→③美術の森緑地の湧水→④はけの小路→⑤野川→⑥二枚橋→ゴール:東小金井駅
(各写真画像をClickすると4倍拡大表示します)
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