川越城中ノ門堀跡に立ち寄ってみた2014。
川越城へ攻める敵の侵入を阻む役割を持つ堀です。
さて、やってきたところは、埼玉県川越市にある川越城中ノ門堀跡です。旧城内に残る唯一の堀跡で、過去の記録を元に復元整備し、2010年4月から公開開始されました。
復元された中ノ門の扉には、江戸時代の和釘を再現し使用しています。
中ノ門を通り抜けると、中ノ門堀を眺める事できるスペースが整備されている。
敵は右から30度の斜面を下り、左側60度の上りに塀を設置し、塀の小さな隙間から矢を放ち進入を防ぐようにしたのだ。
敵の侵入を防ぐ為に、よく考えられて城は造られたんだな。まっ、そうじゃないとすぐに城が陥落してしまうからね。
川越城は、長禄元年(1457年)に扇谷上杉持朝の家臣である太田道真・道灌父子によって築城された。その後、寛永16年(1639年)に藩主となった松平信綱は城の大規模な改修を行い、川越城は近世城郭としての体裁を整えるに至りました。ここ中ノ門堀は、その時に造られたものと考えられています。
近くには、川越城本丸御殿があります。2011年3月にリニューアルオープンされました。本丸御殿の一部が現存するのは川越城と高知城だけと、これまた貴重な建造物なので、立ち寄りの際は、川越城本丸御殿と中ノ門堀跡セットで訪れると良いでしょう。
という事で、川越城中ノ門堀跡を立ち寄ったレポでした~。
ちなみに、過去訪問時記事は、以下のリンク先へどうぞ。
- 「川越城中ノ門堀跡に立ち寄ってみた2013。」...2013年1月に立ち寄り。
- 「川越城中ノ門堀跡に立ち寄ってみた2011。」...2011年1月に立ち寄り。
さらに、ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その時の参加レポートは、「駅からハイキング「時薫るまち川越 小江戸川越 七福神めぐり」に参加してきた。」へどうぞ。
「川越城中ノ門堀跡」 〒350-0053 埼玉県川越市郭町1-8-6 9時~17時 年末年始は休園 入場無料
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