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2013年11月23日 (土曜日)

根津記念館を訪れた2013。

鉄道王と称され、日本の近代化に影響を与えた事業家初代根津嘉一郎の実家である根津家一族の居宅です。

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さて、やってきたところは、山梨県山梨市にある根津記念館です。鉄道王で有名な根津嘉一郎の実家を整備事業を進め2008年10月に開館しました。

入口は、正面16間・側面3間あり、根津記念館の屋敷構えを構成する最大の付属屋で、昭和初期の社会情勢を反映した壮大な長屋門だ。国登録有形文化財。

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入館料は300円(大人)だが、訪れた日は文化祭開催という事で入館無料でした。では、見学してみよう。

こちらは、旧主屋。昭和8年に竣工。大地主根津家の地主経営の場を持つ近代和風建築。国登録有形文化財。

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立派な廊下だよね。

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こちらは、鏑矢。(かぶらや)。上棟式の際に邪を祓う縁起ものとして使用されていた。

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旧主屋を外から眺める。やっぱり庭も立派ですな。

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こちらは、青山荘。当時の図面をもとに復元されました。根津翁の郷土山梨での迎賓館の機能を有していた。

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隣接して、茶室「燕子花(かきつばた)」があります。

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青山荘からは、庭園「笛吹川」が見事に広がります。

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豪邸にはやっぱり大きな池がありますよ。

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豪邸の池には、やっぱり、たくさんの鯉が泳いているよ。

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こちらは、展示棟「八蔵」です。旧第八倉庫の外観と内装を再現した展示棟。「根津嘉一郎を想い、学び、そして次代に継承する」をテーマに根津嘉一郎翁の生涯をパネルで紹介している。

企画展示室では、「茶人 根津嘉一郎」を展示していました。

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こちらは、ミュージアムショップ「平等」。お土産やグッズものを販売している。喫茶コーナーもあり。

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根津嘉一郎は、政治家・実業家であるが、東武鉄道や南海鉄道など日本国内の多くの鉄道敷設や再建事業に関わった。それで、「鉄道王」と呼ばれる所以だ。

特に、初代東武鉄道社長に就任し、営業不振を脱却させ、再建手腕を発揮した。写真は東武鉄道の顔、特急スペーシアだ。

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根津家住居は、「迎賓館」・「地主経営の場」・「居住空間」としての3つの機能をあわせ持っていたと考えられ、本格的な近代和風建築としての空間と設備を備えています。

屋敷・庭園・展示館と、ぐるり見学しました。数多くの鉄道を再建に図ったから、現在の鉄道があるのかもと思うと、交通好きの私には感慨深いものがありました。

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という事で、根津記念館訪問レポでした~。

ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その記事は、「駅からハイキング「山梨ワイン解禁!絶景と山梨ワインを味わうハイキング」に参加してきた(2013.11.02)。」へどうぞ。

「根津記念館」 〒405-0032 山梨県山梨市正徳寺296 TEL:0553-21-8250 開館時間:9時30分~16時30分(受付16時終了) 休館日:月曜(祝日は翌日)・年末 入館料:大人300円・高校生200円・小中学生100円 無料駐車場併設 春日居町駅から徒歩20分・山梨市駅から徒歩25分

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