松方別邸の外観を見学する２０１３。

総理大臣を歴任された松方正義公の別邸です。

さて、やってきたところは、栃木県那須塩原市にある松方別邸です。千本松牧場の敷地内？でしょうか。西洋造りの別荘で、建てられた１９０３年（明治36年）当時はとても珍しかったそうです。

現在は私有地の為、敷地内に入る事はできません。道路上、遠くから外観を眺めるだけです。

明治時代に総理大臣になられた松方正義は、この地に別荘を建て、那須の地をバカンス満喫されたそうだ。さらに、この地に大農具を導入して欧米式の農場を開いたのが、千本松牧場の始まりとなっています。

木造２階建て。１階２８２．４２平方ｍ、２階１０５．７８平方ｍ。

明治３７年大正天皇が皇太子の折に行啓された際に、遼陽陥落の報に接し、万歳をしたとこから「萬歳閣」の名がある。皇太子様が宿泊されたのですね。秋の紅葉は見事なんだろうな。

ちなみに、牧場事務所内には旧松方別邸がある。木造の日本建築で、当初は茅葺であったそうだ。

千本松牧場では、周遊バスが運行されているようです。「昭和天皇お手植えの松」・「松方邸」バス停があります。

松方別邸は、千本松牧場の北側の第２駐車場のところを右折して５００ｍほど行くと、左手に木々に囲まれた中にあります。静かな木々の中、まさに別荘にはＧｏｏｄなところですな。

という事で、松方別邸の外観を眺めたレポでした～。

ちなみに、関連記事は以下のリンク先へどうぞ。

• 「駅からハイキング「那須野が原開拓と那須疏水探訪」に参加してきた(2013.09.29)。」．．．ここを訪れたのは、ウォーキングイベントでコースルート上にあった為。そのコース全体の記事です。

「松方別邸」　〒329-2747　栃木県那須塩原市千本松