びゅうバス「八甲田号」で行く、十和田・奥入瀬・八甲田を満喫2012。
大型観光バスに乗って、青森県の自然を満喫。
夏休み、青森旅行。この日は、観光バスで移動しながら青森県の自然を味わう事に。で、今回利用したツアーバスは、JR東日本のびゅうバス八甲田号です。十和田湖をスタートし、十和田湖遊覧船・奥入瀬渓流・八甲田ロープウェイ・三内丸山遺跡と青森の観光スポットをまわり、新青森駅へ向かうコースだ。
この記事は、既存の記事をつなぎ合わせた総集編タイプとなっています。(相変わらず記事が長いです)。
集合場所となるJR東北十和田湖駅(休屋)にてバスを待つ事に。すると、集合時刻の9時に赤い色の大きな観光バスがやってきたぞ。おぉ、これがびゅうバスかぁ~。
むむっ、他にお客は???。なんと、お客は我々1組のみ。わぉ。ちょっと苦笑い。
受付を済ませたら、荷物はバス車内に置いて、歩いて最初のポイントへ。
この日は雨がしとしと。休屋から十和田湖遊覧船に乗船します。今回乗船する船は、第三八甲田。50分かけて子の口へ向かいます。
船から湖畔を眺める。先は乙女の像ですね。
船でのんびり、湖畔を眺めるのもいいものだ。
湖の色、エメラルドグリーンだ。緑の木々の葉と共に、色鮮やかな色だなぁ。
さぁ、まもなく子の口港に到着するぞぅ。
子の口港に到着。50分という時間、ゆっくり過ごせました。
ちなみに、遊覧船乗船詳細レポは、「十和田湖遊覧船で湖上を満喫。雨だけど..。」へどうぞ。
子の口にて待っていたびゅうバスに乗り込みます。10時10分発。
国道102号線十和田道を北上していきます。奥入瀬川沿い、車窓から眺めます。緑の木々がいいね。
おっ、下に見えるのは銚子大滝だね。
高さのある観光バスなので、眺めが良い。スポットでは徐行してくれるのでありがたい。
10時32分、奥入瀬渓流・石ヶ戸に到着。ここで約20分見学自由時間となる。
緑の木々の中、奥入瀬川、綺麗な水だね。水は透明です。
「ケ戸」とは、この地方の方言で小屋を意味する。つまり「石ヶ戸」とは石でできた小屋、いわゆる岩屋を意味している。
実際、大きな岩の一方がカツラの巨木によって支えられて岩小屋のように見える。
昔、鬼神のお松という美女の盗賊がここをすみかとし、旅人から金品を奪っていたという伝説がある。
光を通した緑の葉は、なんとも美しい。
穏やかな風景です。目をつぶって、川の流れる水の音を聞き入ります。
石ヶ戸から少し上流方向へ歩いていくと、石ヶ戸の瀬に到着。ここでは、川の水しぶきが。
一転して、グウォーっという音が。水しぶきの白色が幻想的だ。
奥入瀬渓流は、緑の美しい時も良いが、やっぱり紅葉の時期は見事なんだろうな。
じゃん、奥入瀬のむヨーグルト。では、ごくっ。ふぉ~。森林の中、ぐびっと頂きました。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「奥入瀬渓流・石ヶ戸を訪れた2012夏。」へどうぞ。
10時52分石ヶ戸を出発。さて、びゅうバスの車内はこんな感じ...。我々一行貸切状態である。ガラガラだ。運転手1人にバスガイドが1人つき。贅沢な観光バスだぁ。座席はどこ座ってもいいよという事だが、やっぱり先頭座席に陣とる。
雨でちょっと濁流になっている奥入瀬川。ここから国道103号線で北上していきます。
バスは蔦温泉を経由します。大正時代に建造された本館と、源泉が足元から湧出するヒバの浴槽「久安の湯」が自慢だそうだ。一軒宿の「蔦温泉旅館」が唯一営業している。ほぅ。建物の雰囲気がいいね。
びゅうバス八甲田号は、ここ蔦温泉からの乗車も可能。
十和田樹海と呼ばれるブナの原生林の中、バスはのんびり走ります。散策したい雰囲気だぁ。
傘松峠を越えました。八甲田の山々が見えてきたぞ。ちなみに、八甲田山という名の山は無く、いくつかの山々をまとめた火山群の事を指すんだそうだ。
こちらは、地獄沼。かつて爆裂火口跡に、近くから湧き出る温泉水がたまったものです。泉温98度。付近には火山活動のなごりの噴気口がいくつかあり、硫黄を多く含んだガスや温泉が噴出しています。このため、草や木が生えない荒涼とした景色が創りだされている。
こちらは、酸ヶ湯温泉。多くの車や大型観光バスも停まっているな。総ヒバ造りの体育館のような巨大な建物で、名物は千人風呂だね。
ちなみに、ここまでの詳細記事は、「国道103号線を北上、バス車窓から。」へどうぞ。
次の立ち寄り場所は、八甲田ロープウェーです。11時49分着。ここで約90分間の自由行動。天候悪いが、せっかく訪れたので山頂へ向かいます。
施設内には、八甲田湧水があり。田茂萢岳山麓に滾々と湧き出ているつめたくやさしいお水です。
映画「八甲田山」のロケ写真が多く掲示されていた。八甲田雪中行軍遭難事件を題材にし、真冬の八甲田山のロケはとても過酷だったのこと。
では、ゴンドラに乗って山頂へGo!。約10分程で到着します。
登っている途中、だんだんもやってきて、霧が濃くなってきたぞ。
山頂に到着。ここの標高は1314m。(待合室フロア)。強い雨に強い風。施設から外にでれませ~ん。初めて訪れたのに、残念である。
山頂の眺めはこんな感じだ。ど~ん!...と言いたいのだが。
八甲田ロープウェイに乗って、山頂公園駅に到着。しとしと雨であったが、案の定山頂は霧の中。山頂からの眺め、霧で全く見えず...。う~ん。
気温は18度。涼しいです。お昼現在、風速18m/sとなっているが、発達した低気圧が通過中で、どんとん風が強くなってきた。ビュービュー音がすさまじい。台風並だ。
こわくなったので、下へ降りる事にしたのだが、強風の為ロープウェイ運転見合わせ。え~~。風が弱まるタイミングを見計らって運転させるとの事。しかし、一向に風が弱まるどころか台風接近中のようなどんどん風雨が猛威を振るう...。
ちょっと風が弱まったのでゴンドラに乗り込み運転再開したが、途中の鉄柱に揺れでぶつかる可能性があるとの事で、一旦山頂駅へ引き返し再び待合所で待機。しくしく。
再び2度目のTryでなんとか無事山麓駅に到着しました。ゴンドラかなり揺れたよ。集合時間より1時間遅れになってしまった。でも、お客は我々だけなので...。バスはずっと待っててくれました。ここを14時14分発。
ここでの詳細記事は、「ロープウェイで八甲田山を登ったが霧と暴風雨の中。」へどうぞ。
市街地に入ると晴れてきました。最後の立ち寄りポイント三内丸山遺跡に14時57分到着。新しい県営野球場を建設する為に事前調査をしたら、歴史的な遺跡を発見したとの事。三内丸山遺跡は、今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡のようです。
こちらは、大型竪穴式住居。縄文時代中期後半の竪穴住居。長さ約32m、幅約9.8mでその床面積は252.4平方メートルで竪穴式住居としては日本では最大規模のものです。
三内丸山遺跡では、この建物が印象に残るでしょう。これは、大型堀立柱建物。(六本柱建物)。昔の人たちが、こんな立派なモノを作れるとは。
こちらは、堀立柱建物。倉庫、または住居として利用。
こちらは、一般竪穴住居。中に入れるようだ。ならば、入ってみよう。トントン、失礼します。
ちょっと低めの建物。真ん中に炉があるのだ。
屋内施設として、縄文の丘 三内まほろばパーク「縄文時遊館」がある。さんまるミュージアムでは、いろんな石器や土器などの展示物が多くあるよ。
あっ、うさぎさんがいるのだぁ~。
上を見上げると、青空が。う~ん、いい天気だ。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「特別史跡「三内丸山遺跡」を訪れた。」へどうぞ。
15時50分三内丸山遺跡を出発しました。おぉ見えてきた大きな駅舎だね。ここは、JR新青森駅です。2010年12月4日に東北新幹線が新青森へ延伸開業して青森の交通の新ターミナルとして担う事になったのだ。
16時03分新青森駅に到着。ここでびゅうバスの旅は終了。青森の観光スポットをまわれて、とても楽しめました。
いゃあ、それにしても、完全貸切状態の観光バスで、ロープウェーが運転ストップし山頂で足止めされる貴重な経験ができました。青森もいいところですな。
今回お世話になった、びゅうバス八甲田号。赤い色が印象的だね。1人でも乗客が入れば運行されるそうです。
ちなみに、関連詳細記事は、以下のリンク先へどうぞ。
- 「十和田湖遊覧船で湖上を満喫。雨だけど..。」...遊覧船に乗って十和田湖満喫。
- 「奥入瀬渓流・石ヶ戸を訪れた2012夏。」...緑の木々の中、清らかな渓流の景観美が見事だ。
- 「国道103号線を北上、バス車窓から。」...通りには温泉地がいろいろあるね。
- 「ロープウェイで八甲田山を登ったが霧と暴風雨の中。」...風雨が強くなり山頂で足止めくらった。
- 「特別史跡「三内丸山遺跡」を訪れた。」...大型堀立柱建物は印象的。
「びゅうバス 八甲田号」 十和田湖駅(休屋)09:00→十和田湖遊覧船(75分)→子ノ口10:15→奥入瀬渓流(約20分)→八甲田ロープウェイ(約90分)→14:40三内丸山遺跡(約50分)→15:50新青森駅→16:10青森駅→17:00浅虫温泉
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