首都圏外郭放水路特別見学会2012に行ってきた。
洪水時に中小河川から溢れた水を地下トンネルに取り込み、江戸川に排水している首都圏外郭放水路。地下神殿を思わせる壮大な空間美と洪水に備える機能の鼓動を全身で感じてみませんか。
さて、やってきたところは、埼玉県春日部市にある庄和排水機場です。ここは、首都圏外郭放水路の調圧水槽内部です。パルテノン神殿を彷彿させる建造物だな。1年に1回毎年この時期に、特別見学会として一般公開されます。今年もまた訪れたよ。
地下約22mの位置に作られた長さ177m・幅78m・高さ18mの空間。重さ約500tの柱が59本あります。雨などで川の水量が増えた時は、ここに水を蓄え、調整しながら江戸川へ排水します。そうやって、洪水を防ぐんだね。
こちらは、第1立坑。貯められた水を汲み上げます。これまた、たまらん光景だな。
こういう空間もそそられます。
この調圧水槽は、年に5~10回程稼動されます。主に梅雨や台風など夏が多いようです。
異次元的な空間なので、テレビや映画などの撮影場所にもなっています。
今年も、地下神殿の鼓動を体感できたよ。では、地上へ出よう。
約100段ある階段を自力で登って行きます。
調圧水槽への入口。雨が降りそうな微妙な天気。開始時は行列があったと思うが、11時の時点では行列無し。すぐに調圧水槽へ入場できたよ。
外のグラウンドでは、江戸川カッパ市が開催されました。いろんなグルメが販売していたぞ。まずは、角煮ちまきを頂いた。
おぉ、あったかそうな鍋が。
こちらは、カッパ汁。具たくさんだ。体温まったよ。
よさこいソーラン、格好良く踊る。
この先の建物、龍Q館へ行ってみよう。
龍Q館の2階には、操作室があります。ここで、集中管理するのだ。
屋上に来ました。
会場へは、東武野田線南桜井駅から会場へ直通シャトルバスが運行されます。運賃100円。
先は江戸川。調圧水槽に貯まった水は、江戸川へ排水されます。
今年で通水10周年となった首都圏外郭放水路。ちょっとした社会科見学をしてきたってところかな。という事で、首都圏外郭放水路特別見学会訪問レポでした~。
ちなみに、過去開催時の訪問記事は以下のリンク先へどうぞ。
- 「首都圏外郭放水路特別見学会2011に行ってきた。」...2011年11月12日開催時レポ。
- 「首都圏外郭放水路特別見学会2010に行ってきた。」...2010年11月13日開催時レポ。
- 「首都圏外郭放水路特別見学会2009に行ってきた。」...2009年11月14日開催時レポ。
- 「首都圏外郭放水路自由見学会2008に行ってきました。」...2008年11月15日開催時レポ。
- 「首都圏外郭放水路の完全通水祭に行ってきました。」...2006年6月10日開催時レポ。
「首都圏外郭放水路特別見学会」 2012年11月17日(土) 10時~15時30分(最終入場は15時) 庄和排水機場(龍Q館) 参加無料 東武野田線南桜井駅~会場間シャトルバス運行(100円) 同時開催:「彩龍の川まつり」と「江戸川カッパ市」
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