圓明院を訪れた2012。
天気の良い日。地元の古刹めぐり②。
さて、やってきたところは、埼玉県三郷市にある圓明院(えんみょういん)です。漢字は円明院でも良いのかな?。圓明院は、山号を長江山聖伝寺円明寺と称し、下総国葛飾郡鰭ヶ崎村(現千葉県流山市鰭ヶ崎)東福寺の末寺として、永正年間(1504~1521)祐円によって開山された。
その後、山城国(現京都府)醍醐三宝院の末寺となったが、再び元に復した。
入口から少し前方へ歩いて、そして、山門をくぐります。
この寺は、末寺二十三か寺を支配し、慶安元年(1648)江戸幕府より寺領十石の御朱印を賜り、この地方随一の名刹として聞こえが高かった。
おぉ、芝生が広がって綺麗だね。眩しい青空でいい景観だ。拝殿にて参拝です。
この寺所蔵の古文書には、慶長6年(1601)関東郡代伊奈備前守忠次より、一町歩(約1ha)の寺領を賜ったことも記されている。
鐘がありますね。
この寺の本尊は、薬師如来であるが、内陣にある木造不動明王立像がよく知られている。
この立像は、興教大師の作といわれ、鎌倉時代のものと考えられる。一木造玉眼で、材質は檜材、像高は87.5cmで昭和55年、三郷市の指定文化財となっている。
圓明院は、三郷市の七福神彦成めぐりの1つで弁財天を祀ります。
この他、寺には弘法大師画像があるが、大師の自画像とも、また兆殿司の画とも伝えられています。
それにしても、空の青空と緑の芝生が見事だぁ。
という事で、圓明院訪問レポでした~。
ちなみに、ここを訪れたのはウォーキングイベントのコースルート上であった為。その記事は、「駅からハイキング「新三郷ららシティと三郷市古刹を巡る」に行ってきた。」へどうぞ。
「圓明院」(えんみょういん) 埼玉県三郷市彦成1-179 メートー観光バス円明院入口バス停下車徒歩2分
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