駅ハイ「涼と癒しの那須烏山ウォーキング」に行ってきた(2012.06.16)。
戦車地下工場跡を活用したどうくつ酒蔵や悠久の歴史と民話がいきつく龍門の滝を散策してみませんか?。
JR烏山線に乗ってやってきたところは、烏山駅です。この日も週末いつもの駅ハイに参加です。今回は、2012年6月16日(土)実施、駅からハイキング「涼と癒しの那須烏山ウォーキング」だ。
時折雨が降る、悪天候。ちょっとウォーキングには微妙だな。
太鼓演奏が行われていて、歓迎のおもてなしを受けたよ。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「烏山線烏山駅を訪れた2012。」へどうぞ。
受付を済ませ、コースマップ等を取得。恒例の缶バッチは、SLばんえつ物語でした。
今回は約6kmのコース。酒蔵や滝を訪れる楽しみなコースだ。頑張って歩きましょう。
こちらは、烏山通運(株)石造り倉庫群です。
コースポイント箇所目は、「山あげ会館」です。白壁の武家蔵風の立派な建物だ。烏山のお祭りである山あげ祭りを体感できる施設だ。駅ハイ参加特典で割引で入館で来ました。
コースポイント箇所目は、「和紙会館」です。烏山和紙の起源は、奈良時代まで遡ることができ、以来、絶えることなく和紙が漉きつがれてきました。和紙会館では和紙製品の展示即売や和紙に関する資料を展示しています。また、烏山和紙会館の建物は、市の近代化遺産として位置づけられています。旧烏山病院だったそうです。入館無料。
市街地を歩く。
なんか昔ながらのラーメン屋さん?。みどりやという店名だ。
市役所付近にある八雲神社です。
コースポイント箇所目は、「島崎酒造」です。創業嘉永二年の酒蔵で、清酒東力士をつくっている。楽しみにしていた場所だ。
早速、店内に入ってみた。販売エリアがあって、その奥へ進んでいくと試飲エリアがあります。広々とスペースとってあるんだね。いろんな銘柄の日本酒がずらりと置かれてある。しかも、冷やされている。素晴らしい!。
試飲用のグラスです。これは、ありがたいね。プラスチックのミニコップではないのがGood!。
ではでは。地酒を注ぎ、では頂きます。ぐぴっ。ごくっ。ぷはぁ。おぉ~、いいねぇ。
島崎酒造がつくっているお酒「東力士」。2代目当主が無類の相撲好きであったことから命名されたんだとか。
こちらは、本醸造 うろこや彦兵衛。島崎家初代当主の名が彦兵衛なんだそうだ。
これは、どうくつ熟成酒。島崎酒造には、お酒を貯蔵する洞窟を保有していて、そこで熟成させて作られたお酒だ。
こちらは、にごり酒・夏にごり。夏にごりは夏にぴったり飲みやすい味わいだ。
試飲コーナーには、結構多くの銘柄を試飲ができる。全て飲んでいったら、かなり酔っぱらいます。
仕込み水も用意されていました。
梅酒・ゆず酒・ブルーベリー酒などのリキュールも試飲できたよ。これまた、美味しい。
お口直し?に。売店にて、吟醸酒アイスクリームを購入。美味しい。
予約をすれば、酒蔵見学ができるのかな?。
いゃあ、ここで試飲いっぱいして酔っちゃった。これから歩けるか?。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「島崎酒造で試飲する2012。」へどうぞ。
愛宕神社へ向かう階段。ここから、えいこらしょっと登っていきます。かなり階段数があります。足パンパンだよ。酔っ払っているのにぃ~。
階段を登り切ると、目の前に愛宕神社があります。
緑の木々の中を歩いていきます。
コースポイント箇所目は、「愛宕台公園」です。
この、愛宕台緑地公園は高台にあり、ここから市街地を見下ろして眺めることができます。
再び、緑の木々の中を歩いていきます。気持ちいいね。
コースポイント箇所目は、「どうくつ酒蔵」です。先程訪れた島崎酒造が管理している洞窟だ。土日祝は一般開放されていて、洞窟内見学ができます。
少し狭めの入口ですが、入ってみましょう。入場無料。
ところどころに明かりが点灯しているので、そんなに暗くはないです。通路がずっと伸びているのですな。洞窟内は年を通じて平均10度くらいとなっている。(夏場は15度・冬場は5度)。今時期入ると、結構涼しいですよ。
この洞窟は、第二次世界大戦末期に戦車を製造するため建造された地下工場跡です。昭和19年11月に東京動力機械製造(株)の疎開が決まり、山裾に半地下式の工場が建設それ、隣接してこの地下工場も造られました。半地下式工場では終戦までにおよそ20台の戦車が製造されたと言われています。また、この地下工場では戦車を製造することなく終戦を迎えました。
地下工場は、高さ幅とも約3.5mの3本の坑道とそれを結ぶ5本の横坑で構成され、総延長は600mあります。
洞窟内は、低温貯蔵庫として熟成酒の貯蔵に使用されるとともに、地元の伝統工芸品・烏山和紙による創作灯りの展示とコンサートの開催などに活用されています。映画「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」のロケ地にもなりました。
こちらには、昭和50年産大吟醸古酒がある。熟成中~。
一通り、洞窟内の通路を歩きまわったあとは、一番のお楽しみへ。
そう、試飲コーナーです。どうくつ熟成酒がずらりあります。この洞窟で熟成させたお酒です。1本1本種類が違うんですよ。3年ものや平成元年産、10年以上ものなど、山廃・純米・吟醸・大吟醸といろいろ。
では、順番に試飲していきます。では、頂きます。ぐぴっ。ぷふぉ~。うむ、いい味わいだぁ。寝かせた分、まろやかな感じ。美味しい。
梅酒やゆず酒もありました。日本酒仕込みで、これまた美味しいよ。
こちらは、2013年に販売するお酒。ラベルには干支の「巳」と書かれている。これも、試飲できたよ。
またまた、ここで、ほんのり酔いましたよ。洞窟の中で呑むというのはいいね。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「どうくつ酒蔵を訪れた2012。」へどうぞ。
カタコト列車が走っていく。2両編成の烏山線、いい景色の中快走。
滝駅前の踏み切りを渡ります。
コースポイント箇所目は、「龍門の滝」です。滝に行く前に、龍門ふるさと民芸館に立ち寄りました。館内には、烏山に伝わる民話のコーナーがあって、お土産売店もあります。
龍門ふるさと民芸館の館内には、滝を眺める事ができる展望台があります。ちょっと木の葉が邪魔になるが、滝を上から眺める事ができるよ。
民芸館にて、おもてなしがありました。冷たい麦茶とおまんじゅうです。もぐもぐ。
さらに、蒸かしたジャガイモも頂けました。おかわりも頂けて、さらに持ち帰り分ももらえた。ジャガイモいっぱい食べたよ。
民芸館の横から下へ降りる道を進んでいくと、...。
おっ、滝が見えたぞぅ。ザァーという音がいいねぇ。
おぉ、横長な滝だね。見事です。
下まで降りてきました。龍門の滝は、江川にかかる幅65m、高さ20mのケスタ地層に形成された大滝です。訪れた日は、時折雨が降る天気。その為、普段よりも水量は多いですね。少し濁流で水が濁っています。
水量が多くなければ、橋を渡り中洲へ行けます。(この日は水量が多く、ちょっとこわいから行くの止めました)。中洲へ行ければ、近くで滝のマイナスイオンをいっぱい浴びれるかも。
大蛇伝説がある龍門の滝。すぅ~はぁ~、深呼吸。冷んやりした気持ち良いスポットでした。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「龍門の滝を訪れた2012。」へどうぞ。
ゴールとなる滝駅に到着しました。烏山駅をスタートしてからゴールまで4時間48分かかりました。
【今回のウォーキングデータ】 歩行歩数:13287歩 消費カロリー:568.3kcal 消費脂肪量:81.1g 歩行距離:9.30km 歩行時間:2時間5分 平均時速:4.43km/h エクササイズ量:6.7Ex
帰りの列車がやってきたぞ。
気動車である烏山線に乗って帰りました。烏山には初めて訪れたけど、酒蔵があって、試飲いっぱいして、見事な滝を見てリフレッシュできて、なかなか良い(酔い?)駅ハイのコースだなと思ったよ。
お土産には、どうくつ熟成酒(純米吟醸)を購入したよ。洞窟での熟成を味わいながら自宅で頂きました。
ちなみに、関連記事は、以下のリンク先へどうぞ。
- 「烏山線烏山駅を訪れた2012。」...烏山線の終着駅。
- 「島崎酒造で試飲する2012。」...試飲たっぷり。満足の酔いでしたぁ。
- 「どうくつ酒蔵を訪れた2012。」...洞窟見学&洞窟に寝かせたお酒の試飲だ。
- 「龍門の滝を訪れた2012。」...見事な滝ですなぁ。
JR東日本・駅からハイキング No.04209 「涼と癒しの那須烏山ウォーキング」 2012年6月16日(土)実施 歩行時間:約2時間(見学時間等を除く) 歩行距離:約6km
スタート:烏山駅→①山あげ会館→②和紙会館→③島崎酒造→④愛宕台公園→⑤どうくつ酒蔵→⑥龍門の滝→ゴール:滝駅
(各写真画像をClickすると4倍拡大表示します)
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ご紹介のみどりやは川又屋と言う昔ながらのラーメン屋です。
2008年公開の市原隼人主演映画
僕たちと駐在さんの700日戦争のロケ地で撮影中の名称を店主の意向でそのまま使用しているそうです。
投稿: 那須烏山市民 | 2015年5月28日 (木曜日) 10時34分
那須烏山市民 さま
こんばんわ。コメントありがとうございます。
映画からの名称だったんですね。なるほど。建物にしては、品のある看板だなぁと思っていたので...。気になって写真を撮った訳です。
情報ありがとうございました。
投稿: さかきんぐ(管理人) | 2015年5月28日 (木曜日) 22時07分