乙女かわらの里公園(乙女不動原瓦窯跡)を訪れた2012。
思川の桜並木を歩いてきたあとは...。
さて、やってきたところは、栃木県小山市にある乙女かわらの里公園を訪れました。ちょうど、桜が散った頃です。少しピンク色の絨毯かな。
ここ、乙女かわらの里公園は、乙女不動原瓦窯跡となっています。奈良時代の頃、日本三戒壇の1つであった下野薬師寺に瓦を供給した瓦窯跡として注目され、昭和53年に国史跡として指定を受けました。
こちらは、平窯跡。平窯構造をもつ4基の窯は、谷から吹き上げる風を利用できるように台地の緑辺部に並んでいます。
炎の広場。生瓦の焼成から製品の保管・選別に至る作業空間と考えられます。焼き上がった瓦は、労役に駆りだされた人々の手により、一路下野薬師寺や国分寺へと運ばれます。
こちらは、土の広場。採掘された粘土の保管から調合・熟成を経て、生瓦の形成までの作業空間と考えられます。
周辺には工人達の住まいや燃料となる樹木の茂る林が広がっていたものと考えられます。
乙女かわらの里公園へは、JR宇都宮線間々田駅から徒歩約9分です。約800m。
隣接して小山市立博物館があります。文化遺産など展示があるのでお勉強には良し。
昔の雰囲気が味わえる公園でしたね。
たからもの。思い出す度に、涙だな...。
ちなみに、関連記事は以下のリンク先へどうぞ。
- 「駅ハイ「思川桜と「開運のまち おやま」歴史散策」に行ってきた。」...ここへは、駅からハイキングというウォーキングイベントで訪れた。その記事です。
「乙女かわらの里公園」(乙女不動原瓦窯跡) 〒329-0214 栃木県小山市乙女1-126-1
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