駅ハイ「江戸川の菜の花と新選組や小林一茶ゆかりの地、流山散策」に行ってきた(2012.04.15)。
新選組局長、近藤勇最後の陣屋跡や江戸時代の俳人・小林一茶第二の故郷を歴史散策(コースマップより抜粋)
JR武蔵野線に乗ってやってきたところは、南流山駅です。この日も週末いつもの駅ハイに参加です。今回は、2012年4月6日(金)~15日(日)期間設定開催、駅からハイキング「江戸川の菜の花と新選組や小林一茶ゆかりの地、流山散策」です。
改札口を出たら受付は右へ。
駅北口が受付場所です。
機械に直接会員証、そして、Suicaをタッチして受付します。このコースは、Suica利用イベントにもなっている。
恒例の缶バッチは、わんこきょうだい いわてDCキャラクターでした。
この季節ならではの江戸川の菜の花と、歴史ある寺院や神社を楽しみましょう。
今回は約8kmのコース、では、頑張って歩くぞ。
鰭ヶ崎小入口交差点、県道を通り越します。
南流山2号公園を通り過ぎる。
コースポイント箇所目は、「東福寺」です。新四国江戸川八十八箇所総本地のようなんですね。
おっ、ちょっと急な階段を登っていきます。
階段を登り、上から下を眺める。結構急な階段だね。
立派な朱色の門ですな。山号は守龍山です。弘仁5年(814年)弘法大師開山の真言宗の寺院だ。
真っ直ぐ進むと本堂です。境内は、桜の花びらが散って、地面がピンク色のじゅうたんのようだ。
少し右手には、しだれ桜があります。仙台紅枝垂れ桜です。まだ少し花びらが残っているね。
淡いピンク色はいつ見てもいいね。綺麗です。
今年は桜の開花が遅れたからね。
こちらは、密厳堂です。(興教大師堂)。
境内には東福寺二十一仏板碑、目つぶしの鴨などの文化財が多い。
隣接して庭園もあったな。コースルートは、この下をくぐり反対側へ出ます。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「東福寺を訪れる2012。」へどうぞ。
近くに宮脇書店やガソリンスタンドがある通りを横断する。
おっ、ピンク色の花...。
紅梅??。きれいな花びらですね。
おっ、流鉄がのどかに走ります。あかぎ号だね。
21号踏切を渡ります。線路が直線だ。
調整池でしょうか。
またまた、流鉄を撮る。流馬号ですね。
26号踏切です。先は、イトーヨーカドーです。
ここは、平和台駅です。またまた、流馬号が停車中。
線路沿いにてくてく歩く。歩道橋の上からパチリ。流鉄の終着駅、流山駅です。あかぎ号が停車中。
流鉄流山線の流山駅駅舎。関東の駅百選に選定されている。
駅前には、周辺案内図があります。駅周辺、多くの史跡が点在しているね。
コースポイント箇所目は、「流山市立博物館」です。明治初期、印旛県や葛飾県の県庁があった地で、田中藩本多家下屋敷跡。博物館には縄文時代から現代に至るまでの流山の生活を展示している。新選組関係の資料も豊富。入館無料。入ってみたよ。
入口には、白いチューリップが咲いていたね。
江戸川土手にやってきました。
おぉ、遊歩道の両サイドには、黄色の菜の花が咲き誇っているね。
綺麗な黄色がずっと続いているぞ。う~ん、いい感じ。では、土手上の道をてくてく歩いてみよう。
素晴らしい黄色だね。蜜蜂が来て、いっぱい蜜吸っていたぞ。
菜の花が咲く下、地面あたりは、薄藍色の小さな花びらをした植物を見かけたね。かわいいです。
菜の花の高さから、江戸川を眺める。対岸は、埼玉県三郷市です。
コースポイント箇所目は、「矢河原の渡し跡」です。「矢河原」は「やっから」と言う。「加村の渡し」とも言い昭和35年頃まで存続した。幕末に再起を図るため流山で屯集した新選組の局長・近藤勇は新政府軍の包囲に単身出頭、この渡しで流山を後にした。
流山本町付近を歩きます。この建物は、呉服新川屋店舗です。登録有形文化財(建造物)。明治23年(1890年)に建てられ、土蔵造りの分厚い壁が特徴で、恵比寿、大黒天が表された屋根の鬼瓦は見事である。
なんかピンク色の建物だ。見てみると、パン屋さんのようだ。ここは、「蔵日和」という名のお店です。なんか面白そうなので入ってみよう。
ベーカリー&カフェという事で、店内で食べる事が出来るみたいだ。
茨城県つくば市にある同名の人気カフェが流山に出店されたそうだ。この流山店のオープン日は、2012年4月5日(木)との事。
1つ目(右側のパン)は、悪魔のささやき(ブラックセサミ)です。名前の由来はこのかたち。中にはカマンベールが入っています。200円。悪魔とは言っても、美味しいです。
2つ目(左側のパン)は、クランベリーチーズです。天然酵母、さわやかチーズとクランベリーのハーモニーがGood。200円。
では、パクッ。美味しいね。ホットコーヒーと共に、テーブルに座って頂いたよ。駅ハイの特典で10%引きというおもてなしを受けました。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「蔵日和流山店でパンを食べる。」へどうぞ。
蔵日和の左隣の建物もなかなかレトロな建物だ。このお店は「丁字屋」と言う。こちらは、イタリアンレストランという事で、生パスタとピザのお店だそうだ。ランチタイム結構お客さんが入っていたな。このお店も2012年4月5日にオープンしました。なんか良さげなお店だね。
コースポイント箇所目は、「浅間神社」です。江戸時代初期に創建された神社。
拝殿裏には、富士塚があるんです。ちょっと登ってみよう。
頂上からの眺め~。いい感じ。
コースポイント箇所目は、「近藤勇陣屋跡」です。新選組局長・近藤勇が最後に陣を敷いた地。当時は長岡屋という酒造家であった。慶応4年(1868年)、鳥羽・伏見の戦いに敗れた新選組は、3月20日頃流山に入った。4月3日に新政府軍に包囲された近藤勇は、時勢の流れを見極めて出頭したという。
砲台でしょうか。
下総流山は、近藤勇・土方歳三離別の地なんです。
コースポイント箇所目は、「閻魔堂」です。安永5年(1776年)の銘がある閻魔大王像を安置するお堂。境内の墓地には江戸時代の義賊・金子市之丞と、市之丞と恋仲だったと伝わる遊女三千歳の墓がある。
ここで、おもてなしお茶を頂いたよ。
コースポイント箇所目は、「万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵」です。なんか古い建物がいい感じです。2010年8月1日にオープンしたそうで、万華鏡の展示・販売されています。観光情報発信の場でもあるようだ。
明治22年建築の寺田園旧店舗のようです。現在国登録有形文化財(建造物)に指定されている。
ここでは、チェックポイントになっているので、Suicaでタッチ受付しました。
現在建物内には、流山市在住で世界的に活躍している万華鏡作家の中里保子氏などの作品を展示販売している。いろんな万華鏡があって、実際に見てみる事ができるので、手にとって楽しんでみると面白いですよ。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵を訪れた。」へどうぞ。
再び、江戸川土手を歩いていきます。
それにしても、菜の花の香りがすごいね。歩いている間、ずっと続くよ。
江戸川のを横切る橋げたがあるんだよね。昔、橋があったのかな?。観光用の橋を設置して、流山と三郷が行き来できるといいなぁと思う。
この先に見える橋は、県道29号草加流山線の流山橋とJR武蔵野線江戸川橋梁です。
うっすら~だけど、東京スカイツリーが見えるよ。
ここは、丹後の渡し跡。「羽口の渡し」と並ぶ公営の渡しで、小金道の一部として三艘の舟が用いられていた。新選組が来流時に利用したとも言われる。昭和10年の流山橋架橋で廃止された。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「江戸川の土手の菜の花@流山2012。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「流山寺」です。江戸時代初期創建の曹洞宗の寺院。本尊の薬師如来ゆ流山七福神の大黒天を祀る。
このお寺の庭にも、綺麗な花びらが咲いているよ。いい色だね。
おぉ、小さな大黒天様です事...。
コースポイント箇所目は、「赤城神社」です。この大しめ縄は氏子によって作られた重さ約500kgが鳥居に奉納されています。
こちらは、本殿。赤城神社は、流山の地名発祥の伝説が残る。この本殿の裏では休憩できる小屋がある。
コースポイント箇所目は、「光明院」です。こちらも、枝垂桜ですね。
光明院は、新選組が分営を設けた真言宗豊山派の寺院。秋元双樹の菩提寺でもあり、双樹と一茶の句碑がある。この桜は八重紅枝垂です。
ここは、杜のアトリエ黎明です。入館無料なので、ちょっと見学してみたよ。
コースポイント箇所目は、「一茶双樹記念館」です。俳人小林一茶寄寓の地。
みりん業を営んでいた建物は、安政年間(19世紀中頃)のもので、それを解体修理し、茶会・句会等に利用できる双樹亭及び往時を偲ばせる主庭を中心に、商家を再現し、みりん関係資料などを展示する秋元本家、茶会・句会等に利用できる一茶庵から構成されています。
施設の名前は、小林一茶とみりん醸造創設者の一人、秋元三左衛門(俳号双樹)の名からつけられている。では、早速入ってみよう。入館料100円ですが、訪れた日は無料開放されていました。
この建物は、双樹亭です。お茶会があるのかな?。
枯山水となる庭園。見事ですなぁ..。
この施設には、ちい散歩の地井武男さんがロケで訪れたそうですね。
一茶が流山を訪れて、いっぱい俳句を詠んだんだろうなぁと思いながら、施設内ぐるり見学してきました。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「一茶双樹記念館を訪れた2012。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「長流寺」です。江戸時代初期創建の浄土宗の寺院。本尊のほか、馬頭観音や流山七福神の恵比寿神も祀る。
こいのぼりですね。
流山街道を歩いていく。しまむら、ケーズデンキ、角上魚類、イトーヨーカドーなどお店が集まっている。
流山8丁目交差点。流山橋方向へ向かう道、車混雑しているね。
流山市南消防署前を通り過ぎる。
ゴールとなる南流山駅に戻ってきました。Suicaをタッチしてゴール受付をしました。スタートしてからゴールまで3時間36分かかりました。
【今回のウォーキングデータ】 歩行歩数:15596歩 消費カロリー:669.7kcal 消費脂肪量:95.6g 歩行距離:10.91km 歩行時間:2時間24分 平均時速:4.51km/h エクササイズ量:7.9Ex
近場での駅ハイ開催。流山も多くのスポットがあるんだなと思った。帰りも武蔵野線です~。
期間設定の駅ハイのポスター。予約なしで、好きな日に参加できるというのもいいかもね。
ちなみに、関連記事は以下のリンク先へどうぞ。
- 「東福寺を訪れる2012。」...境内の枝垂れ桜は綺麗です。
- 「蔵日和流山店でパンを食べる。」...店内でパンを頂いたよ。
- 「万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵を訪れた。」...いろんな万華鏡を見る事ができる。
- 「江戸川の土手の菜の花@流山2012。」...黄色の菜の花きれいです。
- 「一茶双樹記念館を訪れた2012。」...枯山水のお庭は見事です。
JR東日本・駅からハイキング 「江戸川の菜の花と新選組や小林一茶ゆかりの地、流山散策」 2012年4月6日(金)~4月15日(日)実施 歩行時間:約3時間(見学時間等を除く) 歩行距離:約8km
スタート:南流山駅→①東福寺→②流山市立博物館→③矢河原の渡し跡→④浅間神社→⑤近藤勇陣屋跡→⑥閻魔堂→⑦万華鏡ギャラリー寺田園茶舗見世蔵→⑧流山寺→⑨赤城神社→⑩光明院→⑪一茶双樹記念館→⑫長流寺→ゴール:南流山駅
(各写真画像をClickすると4倍拡大表示します)
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