駅ハイ「祝 初開催!「S1グランプリ」 山武いちごの里ハイキング」に行ってきた(2012.01.28)。
山武市で初開催となるイベント「S1」。山武の魅力あふれるイベントです。
朝早起きして、特急電車に乗るぞぅ!。ウキウキ。ここは、JR総武線船橋駅です。ここから、特急しおさい1号に乗車します。この日は、船橋駅に臨時停車なのです。車両は255系9両編成ですね。(Boso View Express)。
船橋駅7時58分発車。自由席に乗車したけど、まぁ空いていました。成東まで向かいます。乗車券は、今、期間限定発売されているパワフル×スマイルちばフリーパスを利用。1800円で千葉県内のJR線1日乗り放題という何ともお得な切符。片道で元が取れますよ。
のどかな風景を快走し、8時49分成東駅に到着。成東駅には初めて訪れたぞ。
改札口を出ると、ゆるキャラ「チーバくん」と「クウタン」がお出迎えしてくれました。
で、今回も週末いつもの駅ハイです。今回は、2012年1月28日(土)実施、JR駅からハイキング「祝 初開催!「S1グランプリ」山武いちごの里ハイキング」に参加です。
左手に出て、小さな公園?広場?にて受付が行われています。ここで、コースマップ等を取得。いちごの購入受付もしていたな。
恒例の缶バッチは、房総発見電 えきちょうでした。
参加者特典で、山武の水も貰えたよ。
これは、「魁の碑」です。千葉県初の鉄道開設運動とその誘致に生涯を捧げた安井理民の功績をたたえた記念碑です。
これは、「礎の碑」。成東駅爆破の慰霊碑。空爆を受け、弾薬を積んだ貨車が爆破し犠牲になったようです。
「S1」のSはさんむ・ストロベリー・スイーツの3つの意味が込められています。いちごの里として知られている山武市のいちごを使ったスイーツNo.1を決定するイベントです。山武を思う存分満喫してください。(コースマップより抜粋)。
今回は、約10.4kmのコース。ちょっと空気が冷たいが、頑張って歩きましょう。
町田踏切を渡ります。この先が成東駅だ。
ちょっとした坂道を登って行く。竹林の間を通る。
おっ、のどかな風景になったな。
まわりは畑だけ...。静かな景観です。黙々と歩きます。
こちらは、親田堰です。水をめぐり争い事が絶えなかったようで、この堰ができてとても喜ばれたそうです。
のどかな風景の中、この水しぶきの音はちょっと気が休まります。
右手に見えるのが、大富小学校。なんか、いい感じの校舎建物だなぁ。
コースポイント箇所目は、「光明寺」です。
光明寺は、上野寛永寺の隠居寺として承和2年(835年)に賢海僧正によって建立されました。寛永寺としても地方に重きをなしました。
九十九里七福神の1つ、寿老人が祀られている。健康と長寿の神ですね。
で、目に付いた記念碑はこれ。マラソンの碑です。あの小出義雄監督が高校時代にこの地で合宿を張ったようです。今や、オリンピックのメダルを獲得した名監督だ。そういうゆかりがあり、ここにマラソンの碑を設置したとの事。
マラソンの碑には、小出義雄監督とQちゃんことシドニーオリンピック女子マラソン金メダルの高橋尚子さんの足型があります。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「光明寺にあるマラソンの碑。」へどうぞ。
フジトラ工房と書かれているぞ。ここは、大高醤油の工場です。
貯蔵タンクでしょうか。
大高醤油の駐車場では、さんむ市観光協会による「つみれ汁」のおもてなしがありました。
ねぎはセルフサービスだったので、大量にドサッ。つみれが1個入ったつみれ汁です。では、頂きます。おぉ、いい味わいだぁ。
このあたり、いちご農園が点在しているんだけど、いちご狩りしているハイカーはおられるのだろうか...。
線路沿いを歩きます。普通列車211系3000番台が快走。
畑が広がるが、先に見えるビニルハウスでは、成東特産のいちごを栽培している。
コースポイント箇所目は、「耕基橋」です。境川にかかる橋です。しかし、なぜこの橋がコースポイントなのだろうか?。不明である。
川沿いは桜の木が植えられている。桜の名所だから...のコースポイント?。
富口堰を渡り、境川沿いをてくてく歩く。川沿いの菜の花が綺麗なんだそうだ。
いちご農園が点在しています。いちご狩りができるようなのだが...。せっかく、いちごの里成東を訪れているので、いちご狩りしてみたかったけどね。駅ハイの特典で、1500円が1200円にいちご狩り料金割引になっていました。
コースポイント箇所目は、「歴史民俗資料館・伊藤左千夫生家」です。歌人・小説家伊藤左千夫の作品や遺品、同人たちの関わりを示す資料等を展示しています。
早速、入ってみました。1階は企画展示室、2階が常設展示室になっています。駅ハイの特典で、入館料130円が無料で入れました。
何でだろう?。入り口に、蒸気機関車C58-217の前面部分?がある。
資料館に隣接して、伊藤左千夫生家があります。ここで生まれ育ったとの事。伊藤左千夫は、明治時代の小説家で、「野菊の墓」が有名ですね。あの夏目漱石に絶賛されたしね。
なかなか立派なお屋敷である。こういう雰囲気いいね。のびのびです。
左千夫は、茶道にも通じていたそうで、自宅に茶室「唯真閣」をつくった程です。すごいね。
いゃあ、趣きのあるお宅だなぁ。
見学記念用のボード。小説「野菊の墓」の政夫と民子と一緒に...。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「山武市歴史民俗資料館・伊藤左千夫生家を訪れた2012。」へどうぞ。
東金線古川踏切を渡る。
踏み切りを渡ると、伊藤左千夫記念公園があります。その中央部には、政夫と民子の像があります。
コースポイント箇所目は、「成東文化会館のぎくプラザ(S1会場)」です。今回のウォーキングで一番楽しみにしていたところなんですよね。
ここで、初めての開催となる、いちごの里 さんむ「第1回S1グランプリ」が行われました。S1のSは、いちご(Strawberry)の里、さんむ(Sammu)にて、いちごスイーツ(Sweets)対決!。3つのSがかかっているんだね。山武市成東はイチゴの産地です。そのいちごを使用したスイーツグルメイベントだ。
今回、第1回初めての開催なのだが、ものすごい人出だ。2000人以上の来場があったようです。列に並ぶのも大混雑。だけど、並んで苺スイーツゲットだ。
品目は、「aNt(アント)」の「いちごのロールケーキ」です。200円。いきなりこれはスゴイぞ。中にはいちごが入って生クリームで詰める。その上を自分でいちごソースをかけます。
では、頂きま~す。パクッ。美味しい!。真ん中にいちごというだけでも贅沢だが、いちごソースがまたGood。
品目は、「ケーキギャラリー99」の「完熟のイチゴとバニラシフォンケーキのカスタードソースがけ」です。200円。小ぶりのイチゴが添えられているね。
品目は、「ushimaru」の「苺の揚げニョッキ」です。300円。山武産イチゴを米粉で作った特製ニョッキでチョコレートと一緒に包んで揚げました。
食べると、チョコがとろ~んと出てきます。そして、中にイチゴが丸ごと入っています。それをイチゴソースにつけながら食べる。甘いけど、これいいね。
品目は、「お母さんのシフォンケーキ」の「苺のシフォンケーキ」です。150円。シフォンケーキにクリームをのせて、さらにイチゴを加える。素晴らしい。
品目は、「山夢来本舗」の「山武のいちごを使ったいちごジュース」です。200円。冷たいけど美味しいジューシー。
品目は、「魁(かい)」の「山武苺のアイスクリーム」です。260円。イチゴをちょこんとのせたイチゴアイス。美味しいけど、外で食べると体が冷えてきた~。
開始直後の会場内は大混雑。並ぶ列の最後尾がどこなのか...。プラカードを持つスタッフを配置したり、ロープで区切って整列できれば良かったけどね。
各ブースとも、200食分を用意されたようだが、速攻で売り切れになるところが多かったな。
駅ハイ参加者用?アンケートを記入したら、大高醤油のフジトラしょうゆ1本が貰えました。
千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」と成田空港イメージキャラクター「クウタン」が記念撮影に応じていました。
受付時に1人1枚、S1グランプリ投票券がもらえました。
良かったいちごスイーツに投票をします。自分は、1番最初に食べた、aNt(アント)のいちごのロールケーキに票を入れました。
17品目がエントリーされた、第1回S1グランプリ。栄えある苺スイーツ優勝は...。
グランプリは、「九十九里ガーデン」の「クレープ・オ・シュミセ」でした。準グランプリは、「sweets factory aNt」の「いちごのロールケーキ」でした。←1回目に食べたね。
特別賞は、「まるえいラーメン」の「成東とちおとめロール」でした。
会場レイアウト図。狭いスペースにぎっしりとお店が出店しました。ちょっと狭かったね。地元の人達はもちろん、遠くからも訪れた人も多かったのではと思う。
まさしく、苺一会(いちごいちえ)。いろんないちごスイーツ堪能できて良かったです。こういうスイーツグルメイベントはいいね。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「いちごの里 さんむ「第1回S1グランプリ」にて苺スイーツを愉しんだ。」へどうぞ。
コースポイント箇所目は、「浪切不動尊」です。立派な赤い門は、仁王門です。では、早速入ってみましょう。
この建物を見たかったんだよね。すごい、崖上に建っているなぁ。
石塚山の中腹の岩石上に造られた懸崖造りの赤い本堂は、江戸時代初期の建造物。正式には「成東山不動院長勝寺本堂」といい、本尊の不動明王像は行基菩薩が造作したといわれています。市指定文化財。
ちなみに、その裏は木々で覆われているが、石塚の森という。樹高約7~15mのスダジイ林です。県指定天然記念物。
では、本堂まで登ってみよう。距離はそんなにないのだが、かなり急な階段である。ちょっと息が上がるよ。
本堂に着きました。おぉ、すごい眺めだ。しかし、高さがあるなぁ。
本堂のまわりを1周ぐるりとまわれるのだが、わたくし、ダメ....。こわいので、遠くから写真をパチリ。
安心祈願という事で、なでなで...。お願い。
「ぼけにかつ」!。ははぁ~。
この近海に海難の多いことから、海難除けの不動明王尊像を刻み寺を建立したのが始まりと伝えられている。
石積みされた上に建つから、なんかお城みたいだな。
ちなみに、ここでの詳細記事は、「浪切不動尊を訪れた2012。」へどうぞ。
住宅街の中を歩くコース。すると、なんか細い道を見かけました。関東ふれあいの道「成東城跡公園」0.2KMと矢印案内があった。200メートルという事だから、ちょっと行ってみる事にしよう。
いきなり山道、少し急な階段が続きます。えいこらしょっと愛宕山を登っていきます。
登り切ると...。おぉ、いい眺めいい景色だぁ。成東市街地を見下ろすことができます。
太い幹の木があるね。
ぐるりと見渡す高さの位置に成東城があったようです。現在は、城跡地という事で形に見えるものは残されていないが、お城の設置場所としては条件が良かったのかも知れないね。山頂の広場には、童謡作家 斎藤信夫自筆の歌碑「里の秋」が建てられています。愛宕神社もあるね。
ここでの詳細記事は、「成東城跡公園からの眺め2012。」へどうぞ。
ここは、JA農産物直売所です。ここで、駅ハイ参加プレゼントがありました。
山武産のにんじん2本頂けました。そして、エコバッグに成田空港のクリアファイルがもらえたよ。
さらに、山武市産米粉麺の試食を頂きました。つるっとして美味い。
ゴールとなる成東駅に戻ってきました。スタートしてからゴールまで、5時間1分かかりました。かかった時間のほとんどは、S1会場でいちごスイーツ食べる為の行列待ち時間なんだけどね。
【今回のウォーキングデータ】 歩行歩数:17702歩 消費カロリー:762.7kcal 消費脂肪量:108.9g 歩行距離:12.39km 歩行時間:2時間41分 平均時速:4.60km/h エクササイズ量:9.0Ex
今回は、楽しみにしていたいちごスイーツグルメイベントを訪れる事ができて満足でした。できれば、いちご狩りしてみたかったけどね。
このあとは、せっかく乗り降り自由のフリー切符があるので、ちょいと銚子へ行ってお魚飯を食べに行くのであった。
ちなみに、1月から3月に千葉県内で開催される駅ハイに参加してスタンプを集めると抽選で賞品が当たるという企画、パワフル×スマイルちば駅からハイキングスタンプラリーが実施されています。期間中に開催される7か所の内、5か所もしくは7か所のスタンプをゲットするのだが...。一応、スタンプ取得したけど、5か所は難しいな。(一応、4箇所は参加する予定だが...)。
ちなみに、関連記事は以下のリンク先へどうぞ。
- 「光明寺にあるマラソンの碑。」...金メダルランナーの足跡が見れるよ。
- 「山武市歴史民俗資料館・伊藤左千夫生家を訪れた2012。」...昔の家が保存されています。
- 「いちごの里 さんむ「第1回S1グランプリ」にて苺スイーツを愉しんだ。」...いちごスイーツ三昧。おいしい。
- 「浪切不動尊を訪れた2012。」...崖上からの眺めは良し。
- 「成東城跡公園からの眺め2012。」...小高い山の上にお城があったんだね。
JR東日本・駅からハイキング No.07120 「祝 初開催!「S1グランプリ」 山武いちごの里ハイキング」 2012年1月28日(土)実施 歩行時間:約3時間(見学時間等を除く) 歩行距離:約10.4km
スタート:成東駅→①光明寺→②耕基橋→③歴史民俗資料館・伊藤左千夫生家→④成東文化会館のぎくプラザ(S1会場)→⑤浪切不動尊→ゴール:成東駅
(各写真画像をClickすると4倍拡大表示します。)
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