浦和くらしの博物館民家園を訪れた2011。
昔からの伝統的な建造物を身近に見る事ができますよ。
さて、やってきたところは、浦和くらしの博物館民家園です。市内に伝わる伝統的な建造物を移築復原し、民俗資料をを展示公開している野外博物館です。享保13年(1728)に開かれた見沼田んぼの中央付近にあります。ここには、1年ぶり2度目の訪問だ。
江戸時代中期から大正時代に建築された登録有形文化財、さいたま市指定文化財である民家、倉庫、穀櫃を移築復原し展示しています。
ちょっとしたタイムスリップ。では、ぐるりと見学してみましょう。入園無料です。(上の写真は、旧高野家住宅)。
旧高野家住宅の中に入ってみた。煎餅屋さんですね。中山道沿い岸町7丁目にあった。現存する浦和宿中山道商家としては最も古い建物です。
こちらは、旧綿貫家住宅。綿貫商店として、肥料荒物を商い、砂糖や米穀も扱っていたそうだ。旧中山道常盤2丁目にあった。
庚申塔の前を通り過ぎると...。おぉ、竹林です。この静けさ、いいねぇ。
こちらは、旧野口家住宅。野口家は旧大谷口村(現さいたま市南区大谷口)において代々安楽寺という寺の住職をつとめていた家です。ちょいと、ごめんあそばせ。
広間から見える竹林は見事です。じゃ、ゆるりとお茶でも...。
畑から見える旧武笠家表門です。寄棟、茅葺きの長屋門。武笠家では特別な日の時だけこの門を開けたそうです。
こちらは、旧蓮見家住宅。緑区井沼方にあった。囲炉裏がありますね。ぐつぐつ鍋を食べましょう。この住宅は、さいたま市域に残されている民家では最も古いものと考えられているようです。
こちらは、旧中島家穀櫃です。茅葺きなんですね。穀物の保存に適したつくりになっているそうです。
サザンカが咲いています。種子からとれる油は「かたし油」と呼ばれ、椿油と同様に利用するとの事。
こちらは、旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫です。栃木県小山市内で大正8年にかんぴょう問屋の倉庫として建築され、昭和31年に浦和に移築され、政府指定米穀倉庫として使用されていたものです。大谷石土蔵造りで、トラス小屋組の寄せ棟で屋根が瓦葺きとなっています。登録有形文化財。
広場では、イベントが行われていました。
浦和見沼太鼓保存会による見沼太鼓です。力強い音に見事なばちさばき。かっこいいです。
見沼太鼓の他、安来節(彩友会)や通船舟歌踊り(通船舟歌保存会)の披露がありました。
焼きそばの販売があったので、ちょいと頂きました。少し桜エビも入っていたね。
入口付近では、出張!緑区かかしランド2011クラシック部門展示中でした。
金賞のかかし。保育園の年長ぞう組の作品です。チポリーノのぼうけん。
銀賞のかかし。ほっぺに60名のひとさしゆびの跡がついています。
銅賞のかかし。おもしろかかし。
区長賞のかかし。僕の魔法で日本を元気に!(中尾小学校)。
そして、このかかしは、ゆあみ城の姫様(中尾小学校)。
当時の建物を気軽に体験できる施設、民家園でしたね。
ちなみに、関連記事は、以下のリンク先へどうぞ。
- 「浦和くらしの博物館民家園を訪れた。」...昨年(2010年)、初めて訪れた時の記事です。
「さいたま市立浦和くらしの博物館民家園」 埼玉県さいたま市緑区下山口新田1179-1 入園料:無料 利用時間:9時~16時30分 休館日:月曜(祝日を除く)・祝日の翌日(土日祝は除く)・年末年始 無料駐車場有り 国道463号線沿い
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