鼻顔稲荷神社を訪れる2011。
佐久の町並みを歩く。中仙道岩村田宿付近から15分程てくてく歩いて訪れたところは、...。
訪れたところは、鼻顔稲荷神社です。「鼻顔」は「はなづら」と読みます。1年ぶり2度目の訪問だ。また来てみたかったところなんですよね。
この鼻顔稲荷神社は、養蚕と商業のほか学徳成就に御利益があるそうです。京都の伏見稲荷から勧請されて創建された神社です。しかも、日本五大稲荷の1つでもあります。
では、早速中へ行ってみよう。まずは、鳥居をくぐります。
急な石段を登っていきます。ここは、男坂と言われるようだ。えっこらしょっと階段を登っていく。
階段を登りきると、おぉ、赤い鳥居がまっすぐに続く。
鳥居をくぐり抜けると旧本殿になります。拝殿本殿への入り口となる。
入口前には、御姿殿。お稲荷様がお出迎え。
入口付近は赤い手摺りが続きます。拝殿は崖上にある為、一部柱で支えられている状態だ。
入り口付近から見下ろすと、おぉ眺めがいいねぇ。住宅街が広がります。そう、高い所に神社があるんです。
本殿に入ってみました。足元は木の板なので、歩くとミシッミシッと音が鳴ります。ちょっと不安。この下は崖ですから~。
先へ進んでいくと、拝殿本殿・社務所・参籠殿となる。
ちょうど七五三まいりの式が始まる前だったので、ちょっと失礼してささっと参拝を済ませました。小さなお稲荷様がたくさんいらっしゃいます。
昔ながらの窓。雰囲気出しています。
お守りを購入しました。開運招福御守。「喜常」(きつね)という事で、常に喜びをもたらしますとの事。かわいいお稲荷様です。
あと、おみくじも引いてみました。運勢は吉でした。
こちらは、表参道となる階段です。女坂と言われるようです。下へ降りてみましょう。
下へ降りてみると、大きな木があります。これは、相生の樹です。ケヤキと赤松が双生した木で、縁結びに御利益があると言われています。
しっかりとした幹の太さで高さもありますね。パワーありそう。
地元造園業者が造ってくれたそうです。これは、水琴窟(すいきんくつ)です。日本庭園の特殊技法の1つ。水滴が落ちる音がティーンと響いて聞こえる。
左手は、かぐら殿。この辺りは、木の葉が黄色がかっているね。
鼻顔稲荷神社の拝殿から上へ上がる道がある。途中、荻原井泉水句碑がありさらに進むと、大神宮があります。駐車場や鼻顔公園となっていて、聖徳太子像や山室静文学碑がある。さらには、市営テニスコートや市営球場がある。
鼻顔橋から眺める鼻顔稲荷神社。やっぱり目を引くのは、朱塗りの社殿が崖上にある事。
湯川沿いの断崖に造られた社殿は立派な懸崖造りだ。しっかり支えられているとはいえ、なんか心配になってしまう。
それにしても、崖の上によく建てたなぁ。でも、こういう神社って珍しいよな。
昔ながらの歴史ある地元の神社だけど、県外からの訪問者も多いらしい。訪れた日は子供を連れた家族連れが七五三まいりで多かったですね。
神社のそばを流れる川、湯川に水鳥さんが気持ち良く泳いでいます。
こちらは、神社案内図です。
雰囲気があって、印象に残る神社訪問でした。
ちなみに、過去の訪問記事は以下のリンク先へどうぞ。
- 「鼻顔稲荷神社を訪れる。」...昨年(2010年)に初めて訪れました。
「鼻顔稲荷神社」(はなづらいなりじんじゃ) 長野県佐久市岩村田花園町4261 TEL:0267-68-8469 県道44号下仁田浅科線沿い
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