旧村川別荘を訪れる。
手賀沼周辺って、大正時代の文人らの別荘が多くあるんですね。ちょっとした小高いところからの手賀沼の景色の眺めが良いって事なんだろうね。
さてさて、手賀沼周辺の数ある別荘の中で、旧村川別荘を訪れてみました。
入口の門です。もう、この地点で雰囲気が出ているよね。
旧村川別荘公開中。公開日は水曜日から月曜日。午前九時から午後四時まで。どうぞご自由にお入りくださいとの事。
では、入ってみましょう。
ちょっとした小道を通り、少し下へ降りていきます。こういう緑の中って、落ち着くなぁ。
これが、旧村川別荘の建物である。東京帝国大学教授で西洋史の大家の村川堅固が建てた。
手賀沼を愛し、この水辺が気に入って、眺めの良い中腹に別荘を建てたそうだ。
これは、昭和2年、朝鮮旅行をもとに建てた新館。
では、中に入ってみる事に。
林に囲まれた土地なので、静かな雰囲気がのんびり落ち着けるね。ここから、手賀沼を眺めていたんだろうな。
ガイドボランティアの方がいて、丁寧に説明してくれます。
当初は茅葺屋根だったが、後に瓦葺屋根に直している。江戸の佇まいを残す純和風の建物ですな。
現在、なつかし道具展が開催されている。2009年10月21日から11月30日まで。昔の真空管ラジオなどが展示されている。各部屋にも入る事ができます。
今は、周辺は市街地化されているが、大正から昭和にかけて静養地としても人気があったんでしょうね。まぁ、別荘を建てるんだから、すごい人なんだろうなぁ。
「旧村川別荘」 270-1152 千葉県我孫子市寿2-27-9 毎週火曜休み 9時~16時 入場無料 文化課04-7185-1583
我孫子市指定文化財である。
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