大日影トンネル遊歩道を歩く2009。
JR中央線にゆられて山梨甲州へ。やってきました勝沼ぶどう郷駅。ぶどう狩りやハイキングのシーズンですな。結構お客さん多いね。
さて、これから、明治の鉄道遺産「大日影トンネル」を歩いていきます。今からとてもワクワクだ。
駅舎入口前を見ると、大日影トンネル遊歩道は右と表示されている。ではでは、出発だ!。
おっ、電気機関車が設置・展示されているぞ。
中に入れるようなので、早速入ってみよう!。
簡易階段を使用して乗り込んだ。
うぉっ、中の通路は狭いなぁ。前後の運転席以外は、電源設備なんでしょうか?。内部のほとんどを占めていて、前後を結ぶ通路はこんなに狭い。体を少し斜めにして進む。
この機関車が、多くの貨物車両を連結して引っ張っていたんだね。
公園をあとにすると、上にあがる階段がある。大日影トンネル遊歩道へは階段を登っていきます。
階段を登る前にちょっと右手へ進んでいくと...。
この場所は、昭和43年(1968)までスイッチバック式であった旧勝沼駅の軌道の終点にあたるところです。
当時はここ大久保沢に鉄橋が架けられており、前方の石積みの手前までレールが延びていました。
左下を見ると、レンガ積みの河川隧道があります。
レールも敷かれていて、ここからトンネルの中を歩いていくんだね。
大日影トンネル遊歩道は、中央本線の大日影トンネルを再利用した遊歩道である。明治36年(1903)から94年にわたって旅客や貨物の輸送を支えた。1997年に廃止されたが、2007年3月に遊歩道として整備された。
ちなみに、左側のトンネルは、現在利用されている新大日影トンネル。通過する列車を間近に見れるね。
暗い空間の中、ところどころに明かりがあり。直線で延々に続く。
少し冷んやりしていて良いね。夏だとすごく涼しそうだ。
緩やかな上り坂になっている。
レンガのトンネルは、昔の蒸気機関車の煙が...。
ところどころの待避所には、建設当時などの様子などを紹介するパネルが設置されている。
明治時代にこういう立派なレンガ造りの構造で、鉄道土木技術の高さを知るね。
トンネル内には2箇所休憩所が用意されている。ベンチに座ってちょいと一休み。
トンネル内はトイレがありません。トンネル外まで頑張って歩きましょう。
全長1367.80m。歩行時間約27分でした。
このトンネルは、9時~16時まで通行ができる。通行無料だ。
甲州市のワイン醸造を支えたインフラ施設・建築物として、2007年3月、経済産業省の近代化産業遺産に認定されいるようです。
大日影トンネル深沢口の反対側には、勝沼トンネルワインカーヴがあります。
ちょっと中をのぞいてみましょう。
ここは、JR旧深沢トンネル内をワインの貯蔵室として利用されている、勝沼トンネルワインカーヴです。
ここから先はワインオーナーの方のみ通行できます。
トンネルの中でワインを寝かせると、さぞかし美味しくなるんだろうなぁ...。
ちなみに、トンネルワインカーヴ内の温度は約15度。湿度は約75%。
観光パンフレットやワインの展示などがあり。これらって、飲めないのかなぁ。
ちょっと上から、大日影トンネル深沢口を撮ってみた。左手前は観光案内所。すぐ真下は、トンネルワインカーヴの入口がある。
車で来られる方は、勝沼ぶどう郷駅前の市営駐車場かトンネルワインカーヴ案内所前の駐車場を利用する事になる。
ウォーキングという事で、ここから下へ降りていった。そうすると、国道20号深沢入口交差点に出てきます。
明治鉄道遺産である大日影トンネルを歩けて満足でした。
ウォーキングイベントのコースの1つとして大日影トンネル遊歩道を歩きました。その記事は、「駅ハイ「明治の鉄道遺産 大日影トンネル・大正の遺産 勝沼堰堤とワインの里勝沼ぶどう郷ハイキング」に行ってきた。」へどうぞ。
« 相棒8好発進!。 | トップページ | とっても久しぶりに筑波山山頂へ2009。 »
コメント