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2006年6月11日 (日曜日)

首都圏外郭放水路の完全通水祭に行ってきました2006。

2006年6月10日(土)10時~16時(一般は12時から)首都圏外郭放水路庄和排水機場にて、完全通水祭が行われました。

埼玉県東部の中川流域は、荒川、利根川、江戸川といった大河川に囲まれ、お皿のような地形になっています。そのため、大雨が降るたびに洪水被害をもたらしてきました。その被害を守るべく、首都圏外郭放水路が建設されました。約13年の歳月をかけて作られたこの放水路が完全通水したという事でイベントが開催されました。

首都圏外郭放水路は、大落古利根川、幸松川、倉松川、中川、18号水路が洪水の時に、一部の水を江戸川へ放流するための地下の川の役割をする。埼玉県春日部市の国道16号線の地下50mに延長約6.3kmの世界最大級の洪水防御施設です。

会場へは、東武野田線南桜井駅より無料シャトルバスが約15分おきに会場へ向けて運行されました。

駅北口のロータリーに貸切の東武バスが停車中。車内は満員の状態で会場へ向かった。 結構、行く人いるんだね。

初めて、南桜井駅に降りたけど、駅前にTSUTAYAや本屋・スーパーなどがあり便利だねぇ。

バスにゆられて約10分くらい。目的地である庄和排水機場へ到着。

バスを降りたら、災害対策車等の展示・体験コーナーがあり。

大雨や災害を体験できる、降雨体験車や3D自然災害体験車のほか、排水ポンプ車、照明車、消防車なども展示していた。

降雨体験車はちょっと興味があったが、ほとんど子供や家族連れだったので断念...。

では、早速、排水機場の地下にある調圧水槽へ。なかなか入れるところじゃないからね。心して地下へ。もちろん、エレベーター等はないので、自力で地下50m降りていかなければならない。細い通路をゆっくり降りていく。

さすがに地下はヒンヤリ。外が蒸し暑かったので、気持ちがいい。

みんなぞろぞろと地下の地底神殿へ...。

ここは、各河川から集まった水をこの巨大プールに溜まってくる。

ものすごい高さです。パルテノン神殿を想像する?空間だ。

ここから、巨大ポンプで地上の江戸川へ放水する仕組みになっている。

地下では、特設ステージが設けられ、映像や出し物が行われたようです。

ある意味、神秘的ですね。こんな地下で...。

各所では、ここにまつわるクイズも出されていた。

出口地上へは階段を登っていかなければならない。年配の方なんかは大変だっただろうなぁ。結構段差も高かったからね。降りるのは楽だったけど、帰り登るのはちょっとだけしんどかったかも。

これは、地上の庄和排水機場の建物だ。

内部には、この首都圏外郭放水路を知ってもらう為に、地底探検ミュージアム龍Q館がある。

開館時間は9時30分から16時30分で月曜日が休館日だ。入館無料。

2階には操作室があり、なんかの防衛軍の司令室のような感じだ。

なぜか、ウルトラマンの人形が飾られている。TV撮影などに使われたらしい...。

地上の広場ではタウンバザールが行われていた。

出店などもあり、結構なにぎわいでしたね。

旧庄和町と言えば、大凧。凧揚げも行われていました。

1時間くらいぐるっと回り、会場を後にした。南桜井駅へのシャトルバスは、東武バスと西武バスの共同運行。

久しぶりの西武バスに乗った。それにしても、南桜井駅に、東武バスや西武バスが乗り入れる光景って珍しいよね。

地上では気付かないけれど、地下に市民の安全を守るための大きな施設。見学できて良かったです。こういったイベントはどんどん行って欲しいですね。

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