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2019年2月 7日 (木曜日)

浮島地蔵尊(大中地区)を訪れた2019。

約300年前に鬼怒川の洪水から集落を守ったお地蔵様です。

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さて、やってきたところは、栃木県さくら市にある浮島地蔵尊です。氏家の浮島地蔵尊は、上阿久津地区と大中地区の2か所あり、今回の訪問地は「大中」の浮島地蔵尊です。

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このお堂、建物の裏側(北側)にお地蔵さまが鎮座します。

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享保8年(1723年)におきた五十里洪水の時のことです。

大中嶋(現大中)にも洪水の濁流が押し寄せて来ましたが、古くから大中嶋に立っていたお地蔵様が泥水の中に浮いて水の侵入を防ぎました。助かった村人はこのお地蔵様を「浮島地蔵」とか「いかり地蔵」と呼んで感謝したそうです。

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しかし、ある日のこと、へそ曲がりの男が「地蔵が水に浮くか、それが本当なら軽石地蔵だ」などど言いながら、お地蔵様が石と軽石のどちらでできているか試すため、お地蔵様の頭を金槌で思い切り叩きました。

「それみろ、普通の石だ」と言いながら男は威張って家に帰りました。しかし、その日の晩、男は高熱を出して苦しみ、頭を抱えてのたうちまわりました。

人々から「お地蔵様のバチだ」「お地蔵様に謝ってこい」と言われ、男もこれに懲りて改心したそうです。

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石塔群があります。

ちなみに、氏家にあるもう1つの浮島地蔵尊は上阿久津地区にあります。上阿久津の浮島地蔵尊は、鬼怒川を石の重いお地蔵さんが流れてきているのを漁師が拾い上げ、安置したとの伝説を持っています。安産や子育てに御利益があるとして、女性に手厚く信仰されているそうです。

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大中の浮島地蔵の背中には「享保八年みずのとう四月十一日」と彫られています。鬼怒川に近い大中地域では、浮島地蔵がある所が微高地であるため、近年まで「洪水の時には浮島地蔵の所に逃げなさい」と言われていたそうです。地域の防災の知恵が浮島地蔵の伝説になったのかもしれません。

ちなみに、氏家へはウォーキングイベント参加の為に訪れた。その参加レポは、「駅からハイキング「氏家雛めぐり~いにしえの面影を訪ねる奥州街道~」に参加してきた(2019.02.02)。」へどうぞ。✋

という事で、浮島地蔵尊(大中地区)を訪れたレポでした~。

ちなみに、過去訪問時レポは、以下のリンク先へどうぞ。

「浮島地蔵尊」(大中) 〒329-1325 栃木県さくら市大中 JR宇都宮線氏家駅より徒歩約21分

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