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2018年3月13日 (火曜日)

中山道上尾宿脇本陣の鐘馗様を見てみた2018。

火災除けの為に屋根の上に鐘馗様を設置されていた。

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さて、やってきたところは、埼玉県上尾市にあるおしゃれ工房新井屋です。このお店の看板下の屋根中央に鐘馗様(しょうきさま)があります。以前は屋根の上にあって裏鬼門(南西)の方をにらんでいたそうです。道を隔てて向側の井上家の鬼瓦に対峙して向かい合わせに設置されています。このような対峙は上尾特有なものだそうです。

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新井屋呉服店の瓦製の鐘馗様は中山道上尾宿本陣の細井家から明治35年に屋敷ごと引き継いだものです。

中山道上尾宿では、万延元年(1860年)・慶応4年(1868年)・翌明治2年と幕末から明治初期にかけて3度の「上尾大火」があり、まちのほとんどが焼失して疲弊しました。このため、上尾では、厄除け・火災除けの瓦製の多くの鐘馗様が屋根に載せられていました。かつて中山道を通る観光バスが徐行して両側の鐘馗様をガイドしたとの逸話も残されています。

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この鐘馗様は、躍動的で今にも動き出しそうです。「本所瓦町 鈴木」の銘がありますが、製作年・製作者ははっきりしません。しかし、最後の上尾大火・明治2年からほどなく作成されたものと思われます。大事に保管していましたが、平成10年の中山道拡張に伴い店舗を改築したことを機にご覧いただけるようになりました。

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屋根上の鐘馗様は、大火の際に屋根に鐘馗様のあった3~4軒の家が火事を免れたため、その後火伏として流行したと言われる。また、通り向かいの家の鬼瓦が、自分の家の方向を向いていると良くないため、鬼より強い鐘馗様を載せたともいわれている。

上尾で鐘馗様は、火事から守るために屋根上に設置されていたんですね。

という事で、中山道上尾宿脇本陣の鐘馗様を見てみたレポでした~。

ちなみに、ここを訪れたのは、ウォーキングイベントのコースルート上であった為。その参加レポは、「駅からハイキング「初企画!4市共催 中山道上尾宿~鴻巣宿をめぐる」に参加してきた(2018.03.03)。」へどうぞ。

「おしゃれ工房 新井屋」(新井屋呉服店) 〒362-0035 埼玉県上尾市仲町1-6-7 TEL:048-775-0009 JR高崎線上尾駅東口から徒歩約4分

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