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2016年5月25日 (水曜日)

大砲・18ポンドカノン砲を見学してきた2016。

幕末、高性能な大砲はここ鋳物の街・川口で造られた。wrench

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さて、やってきたところは、埼玉県川口市にある18ポンド カノン砲を見学してきました。増幸産業株式会社敷地内に設置されています。bomb

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扉を開けて中に入る事が可能です。では、入ってみよう。penguin

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この大砲は幕末の嘉永5年(1852年)に津軽藩より依頼を受けた増田安次郎が、後に砲術奉行を務めた高島秋帆と協力して作り上げた18ポンドカノン砲の復元品です。当時は製作不可能とされていた大型砲で、1857年までの5年間に213門の大砲と41323発の砲弾が製造され、全国各地に配備されてきた。motorsports

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幕末の日本近海にはロシア、イギリス、フランス、アメリカ等の異国船(黒船)が来航し、鎖国していた日本に対し強く開国を迫りました。脅威を感じた幕府は文政8年(1825年)に「異国船打払い令」を発布。その後江戸の台場をはじめ各地に砲台を作り警戒するようになりましたが、当時はまだ大砲もろくにない状態で打払いできる力はありませんでした。impact

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その頃、攘夷思想盛んな水戸、薩摩、長州、土佐の各藩では、海防のための大砲作りを必死に行っていましたが、高性能な大砲を作るには至らず、そのため当時大砲作りで名のあった川口の鋳物師 増田安次郎が作ったものが多く用いられました。その性能は群を抜いており「増田安次郎」の銘は高性能砲の証、ブランドだったのです。crown

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後に高島秋帆より「増田氏は国家の干城なり」という褒状を授与されました。ring

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全長3.5メートル 重量3トン 口径15センチ 射程距離2500メートル 材質 青銅砲 弾丸 炸裂弾karaoke

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ちなみに、増田安次郎はここの工場当社代表の増田家初代である。sports

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大砲の周りに囲みがあり工場敷地内には入れないようになっています。danger

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帰る際には、ちゃんと扉を閉めておきましょう。key

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大砲が設置されている増幸産業株式会社は、摩砕・粉砕等を手掛けている。ダイヤモンド以外のすべての物質の粉砕を可能にするがモットーとしている。restaurant

という事で、18ポンドカノン砲を見学してみたレポでした~。happy01

「増幸産業株式会社」 〒332-0012 埼玉県川口市本町1-12-24 埼玉高速鉄道川口元郷駅から徒歩約9分・JR京浜東北線川口駅東口から徒歩約14分info02

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コメント

さかた~ん(^^)/

何だか凄い迫力!(>ω<ノ)ノ
日本人としては、こんな大砲を使う事に
抵抗があったのではと思う。
あまり歴史に関しては、わからないけど。
あっ、近くに私のタワーがあるんだねhappy01

投稿: エルザ | 2016年5月25日 (水曜日) 07時44分

エルザさん、こんばんわ。night

鎖国が続いていた幕末日本で、攘夷派と開国派で意見が分かれていたからね。gemini

キューポラの町・川口の鋳物技術レベルは高かったので、攘夷派からしては性能の良い大砲を手に入れたかったのでしょう。bomb

よく見つけたね。今気づいたよ。この55階建てタワーマンションは高さ約186mと建設された当時は日本一の高さでした。今では日本各地にさらに高さのあるビルが建設されていますが...。埼玉県内では今でも1位の高さを誇っているよ。building

投稿: さかきんぐ(管理人) | 2016年5月25日 (水曜日) 22時34分

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